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題名:サンクショニング・イービル 公開:2022年 上映時間:110分 ジャンル:ドラマ・サスペンス 製作国:アメリカ   

主人公はレジナルド・バーンズ軍曹、主演はトバイアス・トルヴィリオン、監督はアンテ・ノヴァコヴィッチ、配信元:プライムビデオ

不名誉除隊となった元軍曹レジナルド・バーンズは、戦地での部下の過ちにより荒んだ日常を送っていた。そんな彼の下院議員ダコタ・アンブローズと弟セスが現れ、児童性犯罪者を密かに制裁する任務をもちかける。バーンズ自身も、アンブローズ兄弟も、姉を児童ポルノ組織に奪われた過去を持つ。元部下のジミーも加わり、次々と標的を排除していくが、セスの断酒会仲間であるFBI特別捜査官ダニーが、事件の背後に不審の影を感じ取り始める。

物語は淡々と進行するが、ラスト25分を過ぎた墓参りの場面で、謎めいた女性バージニアが登場し、東海岸の児童ポルノ組織を牛耳る二人の実力者の名を告げて去るくだりは、静かな緊張感に満ち、観る者の胸に重く残る。

アクションシーンは狙撃や銃撃の描写がリアルで、迫力があった。軍事経験を生かしたバーンズの動きに説得力があり、静と動のバランスはまずまずといえる。ただし、中盤はやや淡白に過ぎ、人物の内面掘り下げがもう一歩欲しかった。

何より印象に残るのは、テーマの重さである。正義の名の下に非合法の制裁を繰り返す行為を、アメリカ社会の闇として描いている点だ。日本人的感覚からすれば、たとえ児童性犯罪者であっても、法を越えた私刑には強い抵抗を覚える。しかし、実際にあり得るかもしれないというリアリティと、被害者家族の復讐心の深さを思えば、単純に否定も肯定もできない。社会の暗部をえぐるような冷徹さと、どこか救いのない結末が、かえってこの作品の味わいとなっている。

全体として、アクション・スリラーとして楽しめる一方で、道徳の境界線を静かに問いかける意欲作だ。続編を意識した終わり方も気になる。評価(5段階)

ストーリー:★★★☆☆、アクション:★★★★☆、テーマの深み:★★★☆☆、総合:★★★☆☆

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