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題名:ワンダーフールズ 公開:2026年 上映時間:8エピソード各60~92分 ジャンル:スーパーヒーロー・コメディ 製作国:韓国  

主人公はウン・チェニ、主演はパク・ウンビン、監督はユ・インシク、配信元:ネットフリックス

主演パク・ウンビン(『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』)が、病を抱える皮肉屋の青年ウン・チェニを演じる。

1999年後半、Y2Kの影が世界を覆う架空の都市ヘソン。突然死の危機に瀕するチェニ、市役所の苦情魔ソン・ギョンフン、極度に臆病なカン・ロビンの三人が、奇想天外な偽装誘拐を企てる。ところが化学廃水の事故により、三人はそれぞれ奇妙な超能力を授かり、転勤してきた規則正しい公務員イ・ウンジョン(実は強力な念力の持ち主)を「師匠」と慕う。冷酷な科学者ハ・ウォンドが仕掛ける人体実験の陰謀「ワンダーキンダー計画」と対峙する中、欠点だらけの「チーム・ワンダーフールズ」が、街を守るために結束する物語である。

前半はやや散漫に感じ、途中で休憩を挟んだが、エピソード7以降の展開は鮮やかだ。超能力の制御が徐々に熟し、アクションとユーモアが噛み合い、悪の科学者たちとの対決へと加速する。キャラクターたちの個人的な葛藤——病の影、家族の確執、無力感——が、能力の成長と丁寧に絡み合う点が巧みである。派手さだけに頼らず、風変わりな人間味を核に据えた作劇は好感が持てる。パク・ウンビンの自然体で芯の強い演技も、作品をしっかり支えている。

スーパーヒーローものにコメディの軽やかさを織り交ぜ、新千年紀の不安を背景に据えた設定も面白い。全体として、娯楽性と人間描写のバランスが心地よい一作といえよう。特に後半のチームワークの描写は、観る者にささやかな高揚感を与えてくれる。中盤の緩やかさを差し引いても、後半の盛り上がりとキャラクターの魅力で十分に楽しめた。軽快なエンターテインメントを求める方に、おすすめしたい。

評価:★★★★☆(4/5)

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