主人公は北軍軍人のブリーチャー、主演はケビン・メイクリー、監督はジャスティン・リー、配信元:プライムビデオ
南北戦争から十余年を経た西部。ピンカートン探偵社に雇われた元北軍軍人マティアス・ブリーチャーは、戦争犯罪人として指名された元南軍将校たちを追う。彼は上院議員の命を受け、令状を手に各地を巡る。最初の標的を片づけたのち、次の逮捕令状の男クックの牧場に辿り着くと、病床の老人クックとその娘サラが待っていた。土地を狙う悪漢たちとの軋轢のなかで、ブリーチャーは任務と人間的な情けの間で揺らぎながら、ゆっくりと時間を過ごす。
物語の骨格はきわめて簡明である。連邦保安官めいた正義の執行者が、西部の荒涼とした地を歩き、過去の罪と向き合う。展開は意図的に緩やかで、日常の牧場仕事や静かな会話が長く続く。しかし銃を抜く瞬間のアクションは、迅速かつ克明に描かれ、音と動きのリアリティが際立つ。主人公は超人とならず、傷つき、迷う姿を見せる。そこにかつてのクリント・イーストウッドの影を重ねて見る者も少なくあるまい。
ラスト二十分余りの銃撃戦は、物語の頂点をなす。拘束され、拷問を受けたのち、なお任務を全うしようとする男の姿が、静かな緊張感とともに立ち上がる。西部劇の定石を忠実に踏まえつつ、主人公の内面にわずかな揺れを加えた点が、本作のささやかな魅力であろう。
派手な新機軸を求める向きには物足りなく映るかもしれない。だが、素朴な西部の空気と、銃の音の確かさを好む人には、十分に味わい深い一作である。
評価:★★★☆☆(5段階中3)
このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。
amazonプライムを無料で試してみる ConoHa AI Canvas
楽天市場
マイキッチン
【駐車違反警告ステッカー】の購入|オリジナル印刷・販促のWTP企画
FREE STYLE
医療美容特化ロロント

コメント