MENU

題名:ザ・ランドリーマン 公開:2026年 上映時間:110分 ジャンル:コメディ・スリラー 製作国:台湾  

主人公は名前のないヒットマン、主演はジョセフ・チャン、監督はリ・チュウ、配信元:プライムビデオ

古びたクリーニング店を舞台に、表は普通の洗濯屋、裏では死体処理を請け負う裏社会の拠点という設定がまず秀逸である。主人公は名前さえ与えられていない殺し屋“青田街1号”。依頼をこなし、血まみれの遺体を店に運び込む日々。従業員たちは慣れた手つきで証拠を洗い流す——そんなブラックな日常が、台湾らしい乾いたユーモアで描かれる。

しかし彼には特異体質があった。殺した相手の幽霊が見えるのだ。無言でこちらを見つめる亡霊たちに、静かに精神を蝕まれていく。そこへ現れるのが霊媒師のリン。彼女の存在が物語を一気に転換させる。二人が幽霊たちの“未練”を辿る過程は、単なる除霊譚ではなく、人間関係の澱を丁寧に浮かび上がらせる。

後半、特にラスト20分からの展開は見事の一言。伏線が次々と回収され、関係性の重層性が明らかになるにつれ、ただのコメディ・スリラーでは収まらない密度が生まれる。アクションも緊張感があり、予想外の憑依劇がクライマックスを飾る。

当初は「殺し屋が幽霊に悩まされる軽めの話か」と構えていたが、後半の急展開と人間ドラマの深みに完全に引き込まれた。ジョセフ・チャンの無口で危うい佇まいも、リンの不思議な佇まいも、記憶に残る。台湾映画らしい、軽やかさと重さのバランスが絶妙だ。後半半ばを過ぎたあたりから観客を置き去りにしない丁寧さと、最後の締めの余韻が心地よい。気負わず、しかし確かな手応えのある一作である。

評価(5点満点)

  • 物語の意外性:★★★★☆ 、演出・演出のキレ:★★★★★ 、娯楽性:★★★★☆ 、全体:★★★★☆(4.3)

このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

amazonプライムを無料で試してみる   ConoHa AI Canvas   楽天市場  マイキッチン   【駐車違反警告ステッカー】の購入|オリジナル印刷・販促のWTP企画   FREE STYLE   医療美容特化ロロント 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次