主人公は爆破処理部隊のシャビョロフ大尉、主演はアレクサンドル・ロバク、監督はアンドレイ・クラフチュク、配信元:プライムビデオ
シリアのホムスからパルミラへ続く街道は、ISにより無数の地雷が埋められた死の回廊だった。娘の結婚を目前に控えながら任務に就くシャビョロフは、現地生徒たちへの指導も担う。ある日、生徒のミスから大爆発が起き、多くの命を失い自身も重傷を負う。帰国命令が出る中、彼は心を通わせた現地女性ジャミリアと、亡き部下たちの無念を胸に、再び危険な現場へ志願する。
物語はシンプルだ。地雷除去という極めて専門的で緊張感のある任務を通じて、兵士の献身と葛藤を描く。爆発物の処理シーンはハラハラさせられ、音響と映像のリアリティが胸に迫る。特に後半の25分は、静と動のコントラストが際立ち、感情の昂ぶりが一気に頂点へ達する。ジャミリアとの再会、愛の確認、そして苛烈な最終局面へと繋がる流れは、息を詰めて見入った。
アクションとしての派手さはない。しかし、地雷原を一歩一歩進む緊張、命がけの判断、兵士としての矜持が静かに、しかし確実に観る者の心を揺さぶる。ロシア軍の視点から描かれたシリア紛争の一断面として、戦争の残酷さと人間の尊厳を丁寧に映し出している点も印象深い。
主演ロバクの寡黙で誠実な佇まいは、大尉の内面的な苦悩を説得力たっぷりに体現しており、好感が持てる。脇を固めるキャスト陣も自然で、戦場の空気感を高めている。
総じて、派手さよりリアリティと人間ドラマを求める方に強くお勧めしたい作品である。地雷処理の緊張感と後半の情感の高まりは非常に秀逸。もう少し人物描写に深みが欲しかった点が惜しまれるが、丁寧に作られた良質な戦争映画として十分に堪能できる一作だ。
評価:★★★★☆(4/5)
このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。
amazonプライムを無料で試してみる ConoHa AI Canvas
楽天市場
マイキッチン
【駐車違反警告ステッカー】の購入|オリジナル印刷・販促のWTP企画
FREE STYLE
医療美容特化ロロント

コメント