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ネットフリックス スペース・スウィーパーズ 2021年公開 136分 SF 韓国

主人公は勝利号の操縦士キム・テホ -、主演はソン・ジュンギ、監督はチョ・ソンヒ

2092年の荒廃した地球を背景に、宇宙のゴミ掃除屋たちが巻き込まれる冒険譚を描く。

人類の新天地建設が進む一方で、取り残された者たちが宇宙を漂う廃棄物を回収して生計を立てる世界。貧乏宇宙船「勝利号」の操縦士テホ(ソン・ジュンギ)をはじめ、チャン船長(キム・テリ)、虎パク、そしてドロイドのバブズという個性豊かな乗組員たちは、日々の修理代と借金に追われながらも、どこかユーモアを失わない。ある廃棄船から発見した謎の少女ドロシーが、実は水素爆弾を内蔵した危険なヒューマノイド兵器だと判明するところから、物語は一気に加速する。テロ組織への売却を目論むも、次々と現れる勢力に翻弄され、地球再生を巡る陰謀にまで発展していく。

監督チョ・ソンヒは、宇宙船のスケール感あふれる映像と、ゴミ回収のダイナミックなアクションで、韓国映画の技術的水準を存分に示している。ラスト25分以降のスペースガードとの激しい攻防やドローン群の襲撃は、特に圧巻で、息をのむ迫力だ。ソン・ジュンギの必死に生きる男の熱演と、キム・テリの落ち着いた船長像が好対照をなし、パクの荒々しさ、バブズのコミカルさ、ドロシーの無垢な可愛らしさが、乗組員たちの絆を温かく支えている。家族のようなチームの日常が、壮大なSFの枠組みに自然に溶け込み、観る者を引き込む。

ただ、陰謀の展開はやや説明過多で、予測可能な部分もある。それでも、貧困と格差、環境破壊といったテーマをエンターテインメントに昇華させた手腕は見事。韓国発のスペースオペラとして、十分に胸を張れる一作だ。

評価(5段階)

映像・アクション:★★★★★

キャストの魅力:★★★★☆

ストーリー・テーマ:★★★☆☆

総合:★★★★☆(4/5)

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