主人公はベテラン刑事のファン・ジュンチョル、主演はスル・ギョング、監督は、配信元:プライムビデオ
1999年、全羅北道の小さなスーパーマーケットで強盗殺人事件が発生した。近所の少年3人が犯人として逮捕され、事件は幕を閉じたかに見えた。しかし17年後、“狂犬”の異名を持つベテラン刑事ファン・ジュンチョル(ソル・ギョング)が、定年を目前に異動先で再びこの事件に直面する。曖昧な証言、矛盾だらけの供述調書、そして当時の警察・検察の対応に、静かに疑問を深めていく。
ストーリーは決して派手ではない。むしろ淡々と、しかし容赦なく、当時の捜査の闇をえぐり出す。少年たちが自ら不利な供述を翻さない理由、母親たちの無念、権力の論理が個人の運命をねじ曲げる様子が、重く胸にのしかかる。ラスト25分からの再審シーンは、静かな怒りと緊張に満ち、観る者の心を強く揺さぶる。ソル・ギョングの演技は圧巻である。荒々しさと繊細さを併せ持ち、言葉少なに刑事の葛藤と正義感を体現する。彼の存在感がなければ、この作品はここまで深みを帯びなかっただろう。
実在の事件を基にしたという本作は、フィクションでありながら、現在の再審請求の動きとも重なり、胸が痛む。無実の罪で人生を奪われた少年たちへの無念は、観終わった後も容易に消えない。丁寧に作り込まれた社会派ドラマとして、十分に観る価値のある一作だ。韓国映画の底力を改めて感じさせる、静かで力強い作品である。
(評価:★★★★☆)
このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。
amazonプライムを無料で試してみる ConoHa AI Canvas
楽天市場
マイキッチン
【駐車違反警告ステッカー】の購入|オリジナル印刷・販促のWTP企画
FREE STYLE
医療美容特化ロロント

コメント