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題名:アンダーニンジャ 公開:2025年 上映時間:123分 ジャンル:アクションドラマ 製作国:日本 

主人公は雲隠九郎、主演は山﨑賢人、監督は福田雄一、配信元:ネットフリックス

漫画原作を基にしながらも、現代の画面にふさわしい緊張感を保った仕上がりとなっている。

太平洋戦争後、GHQによって解体された忍者組織は、いったん歴史の表舞台から姿を消したかに見えた。しかし紛争とテロの時代が訪れると、彼らは再び日本国内の官民あらゆる組織に潜伏し、暗躍を始める。その数はおよそ二十万人ともいわれ、忍者はいまもなおこの国に確かに存在している。もっとも、末端の者の中には職にあぶれ、ニート同然の日々を送る者も少なくない。その一人が雲隠九郎である。ある日、上からの指示を受けた九郎は、最新鋭の装備を携え、ある高校への潜入任務を命じられる。物語はここから静かに、しかし確実に動き出す。

見どころは、終盤二十九分を過ぎたあたりからである。九郎がアンダーニンジャの上忍・山田と一騎打ちを繰り広げる場面は、作品の頂点をなす。身体の動きひとつひとつに緊張が宿り、刀と技の応酬が画面を鋭く切り裂く。アクションの出来映えは実に見事で、リアリティと迫力が同居している。虚飾を排した動きの美しさが、観客の視線を離さない。

本作は原作漫画『アンダーニンジャ』の実写化として、九郎の死から十郎の登場に至るまでの筋立てを丁寧に追っている。再現の精度は高く、原作の世界観を損なわぬよう細心の注意が払われている。福田監督らしい軽妙なタッチと、シリアスなアクションの均衡がよく取れており、実写ならではの肉体的説得力を感じさせる。忍者という存在を、現代社会の闇に重ねて描く視点も興味深い。

全体として完成度は高く、映像の鮮やかさと演技の誠実さが印象に残る。続編への期待を自然に抱かせる内容であり、五段階評価で四を付したい。

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