主人公はエリート諜報員ジョージ、主演はマイケル・ファスベンダー、監督はスティーヴン・ソダーバーグ、配信元:プライムビデオ
スティーヴン・ソダーバーグ監督による、洗練された大人のスパイ・ミステリー。94分という短めの尺の中で、心理戦の緊張を最後まで途切れさせず、観る者を巧みに翻弄する一作だ。
国家サイバーセキュリティセンターのエリート対諜報官ジョージ・ウッドハウス(マイケル・ファスベンダー)は、上司から極秘ソフトウェア「セブルス」の漏洩調査を命じられる。容疑者はわずか5人。その中に、妻で情報将校のキャスリン(ケイト・ブランシェット)も含まれていた。ジョージは他の4人の同僚を自宅に招き、薬を盛った夕食会という心理的な罠を仕掛ける。衛星画像専門家、担当官、対諜報官、精神科医——それぞれが抱える秘密と欲望が、次第に露わになっていく。
ソダーバーグらしい冷徹で精密な演出が光る。派手なアクションを期待すると肩透かしを食らうが、それがむしろ心地よい。会話と視線、わずかな間(ま)で緊張を積み重ね、ラスト25分からの二度目のディナーシーンへと収束する流れは、圧巻の一言に尽きる。マイケル・ファスベンダーの冷静沈着な佇まい、ケイト・ブランシェットの知性と危うさ、ピアース・ブロスナンら豪華キャストが、互いに火花を散らす様も見事である。
最初は情報員のアクションものかと思いきや、徹底した心理ゲームだったことに気づかされる。最後まで巧みなひねりが続き、観終わった後の余韻が深い。現代のスパイものとして、非常に上質に仕上がっている。
短いながらも密度の濃い、大人のためのエンターテインメント。プライムビデオで気軽に観られるのも嬉しい。強くおすすめしたい作品である。
評価:★★★★☆(4.5/5)
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