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題名:エージェント・スミス 公開:2021年 上映時間:104分 ジャンル:アクション 製作国:アメリカ  

主人公はスーザン・スミス、主演はエミリア・クラーク、監督はフィリップ・ノイス、配信元:プライムビデオ

ケンタッキー州の田舎町ハイクビル。裏社会で麻薬密売の一端を担うスーザン・スミス(エミリア・クラーク)は、FBI新人捜査官マーク・パットナムに接近される。マークは彼女を情報提供者として利用するつもりだったが、スーザンの色香と計算高い魅力に次第に飲み込まれていく。一方、スーザンはこの出会いを自身の更生と人生逆転の機会と捉え、冷静に動き始める。やがて銀行強盗計画の情報提供から始まり、二人の関係は禁断の領域へと踏み込んでゆく。

中盤までの緊張感ある駆け引きと、田舎町の湿った空気感を捉えた演出はまずまず。ラスト25分以降が本作の見どころだ。互いの打算と欲望が交錯する中で、スーザンの真意とマークの葛藤が露わになる展開は、観る者に強い印象を残す。ただし、アクションとしての派手さは控えめで、むしろ心理戦と人間ドラマの色彩が濃い。

最大の収穫は、アメリカにおける情報提供者(informant)への手厚い保護制度を知り得た点にある。日本ではほとんど馴染みのない「敵を売る行為」に対する法の扱いと、その後の人生設計の支援の在り方は、確かに目を見張るものだった。しかし一方で、罪を犯した者が比較的容易に「許され」新たな道を歩むという事実に、個人的には強い違和感を覚えずにはいられなかった。

エミリア・クラークは妖艶さと冷徹さを併せ持つスーザンを巧みに演じ切っており、彼女の存在感が作品を支えていると言える。計算された女と、利用するはずの男が互いに利用され合う危うい関係。制度の違いを考える契機としても、なかなか興味深い一本だった。

評価(5点満点)

  • 娯楽性:★★★☆☆ 、心理描写・緊張感:★★★★☆ 、テーマの示唆:★★★☆☆ 、総合:★★★☆☆

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