主人公はサー・ジェームズ・オーガスタス・ヘンリー・マレー、主演はメル・ギブソン、監督はP. B. シェムラン、配信元:プライムビデオ
19世紀後半、ロンドン。アメリカ陸軍軍医ウィリアム・チェスター・マイナーは、戦場のトラウマから幻覚に苛まれ、無実の男を射殺してしまう。精神異常とされ、ブロードムーア刑務所に収監された彼は、狂気と理性の狭間を行き来する日々を送る。一方、オックスフォード大学出版局のジェームズ・マレー教授は、世紀の大事業『オックスフォード英語辞典』の編纂責任者に就任する。膨大な語彙と用例を集めるため、全国の読書人へ協力を呼びかけたところ、刑務所から驚くほど質の高い引用カードが届き始める。送り主こそ、収監中のマイナーだった。
二人は手紙を通じて強く結ばれ、辞書作りの同志となる。殺された男の未亡人エリザも、いつしかマイナーのもとを訪れるようになり、互いの傷を癒す静かな交流が生まれる。知識への情熱、赦し、そして人間の尊厳を描いた重厚な人間ドラマである。
見どころは後半、特にマレーがプロジェクトから追放の危機に瀕した後の妻エイダの行動と、クライマックスの情感溢れる展開だ。言葉の力と人のつながりが静かに、しかし確かに響く。
メル・ギブソンはアクションのイメージが強いが、本作では知性と狂気を併せ持つ人物を深く演じきっている。辞書や言葉の起源に興味がある方には特におすすめで、『船を編む』や『マルモイ ことばあつめ』など言葉をめぐる作品群と並ぶ味わいがある。
評価(5段階)
脚本・構成:★★★★☆、演技:★★★★★、全体の完成度:★★★★☆、おすすめ度:★★★★☆
このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。
amazonプライムを無料で試してみる ConoHa AI Canvas
楽天市場
マイキッチン
【駐車違反警告ステッカー】の購入|オリジナル印刷・販促のWTP企画
FREE STYLE
医療美容特化ロロント

コメント