映画

前作が終わって待ち遠しかったから映画が公開され嬉しかった。時代背景は前作の前の時代。シーズン1エピソード1の最初を少し観て何かイメージが違う、ホビットの冒険譚ではないのかと思い暫く見なかったが、指輪の話だと思い直して見始めたら止まらなくなった。公開はシーズン１と２、それぞれエピソード8まで。まだ話しは終わらないから待ち遠しい。

最初の場面、中東の沖合、B（ブラボー）チームはテロ組織の武器輸送船内にあるミサイルの破壊任務に成功したがメンバー1人が流れ弾で死亡しチームに暗い影を落とす。すぐ次の任務が与えられ、リベリアでのテロ組織の高官の拘束に。新たなメンバーの見習いのテストも。偵察から見つかった米女性人質の奪還も加わり、夜間の建物内でのCQB（近接戦闘）からまず人質を確保、テロ組織の高官は逃げ地下トンネルに追い込み自爆ジャケットを着ていたため排除した。リアリティある場面が次から次へと変わってスピード感溢れる展開だった。

主人公のジョンニョンは韓国の伝統国劇（パンソリの歌唱法を基本、簡単に言うと女性だけで行われる日本の宝塚の韓国版をイメージすれば良いかな）のスターになり大金を稼ぐという夢がありガムシャラに努力していくドラマ、今は第9幕まで。声を枯らし劇団を去ってしまったところまで観たが、笑いあり、涙ありのドラマに少しはまった。何故かパンソリという日本の演歌に似た歌い方が気に入っている。

今はAmazonプライムでシール・チーム （2021アクション・ドラマ）をシーズン１からシーズン４までほぼほぼ毎日観ている。アクションものが好きだから、所謂、特殊部隊物は今までもよく観ていた。今回のシール・チームはチームトップのジェイソン・ヘイズやNo2のレイ・ペリーなど登場人物に関わる様々な問題、例えば家族の任務への否定的な考えに向き合うこと、任務での戦場体験後のPTSD、友人・恋人との関係などをより深く掘り下げて見せてくれる見事なドラマとなっていると思う。次からはシールズ1エピソードに戻り個々にブログしていこうかなと思っている。

鬼と呼ばれたドゥヒョンと弟分のヨンミンが主役。何故か弟分の殺人罪をかぶり逮捕。８年の刑期を終えたドゥヒョンは、ヤクザの世界から足を洗い、別れた妻と娘を遠くから見守っている。ヨンミンは、組織を掌握しトップにのし上がっていくが、たった８年で組織のトップになえるのかが不思議、最後はアクションだが、アクション物と言うよりはドラマ。題名に期待しすぎた。

主役の二人の、天才数学者ハクソン役のチェ・ミンスクと名門私立高校生ジウ役のキム・ドンフィの若いけれどもしっかりした演技が良かった。ストーリーのテンポも次から次へと飽きないのでよかった。最後のどんでん返しも良い。ストーリーも全然違うけど何故か依然観た邦画の「博士が愛した数式」を思いだした。今回の数式は、かなり昔自分が高校生の頃に良く読んでいた「大学への数学」の中にあった「オイラーの公式」にまつわるお話しだけど、今その数式を見てもチンプンカンプンで情けない。