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プライムビデオ コロンビアーナ 2012年公開 108分 アクション フランス・アメリカ

主人公はカトレア・レストレポ、主演はゾーイ・サルダナ、監督はオリビエ・メガトン

少女の目に焼きついた残酷な光景から始まるこの作品は、復讐という一本の糸で15年の歳月を貫く。コロンビアのボゴタで両親を惨殺されたカトレアは、父の遺言に従いアメリカへ逃れ、叔父の庇護のもとで生き延びる術を学ぶ。やがて彼女は冷徹な殺し屋へと変貌し、口紅の花の印を残しながら標的を一つずつ葬っていく。

ゾーイ・サルダナの主演は見事だ。華奢な体躯に秘めた鋼のような意志が、アクションの随所で炸裂する。序盤の逃亡シーンは息を呑む緊張感があり、少女の無垢と絶望が交錯する描写に心を掴まれる。15年後の彼女は、偽装と精密な計画で次々と任務を遂行するが、そこに感情の揺らぎはほとんどない。復讐の純度が高いゆえに、時に機械的とも映る。

中盤以降、FBI捜査官の追跡とCIAの影が絡み合い、物語に厚みを加えるものの、最大の見せ場は終盤の銃撃戦と対決にある。マグノリアの屋敷を舞台に、一人ずつ確実に仕留めていくカトレアの姿は、静かなる怒りの結晶だ。銃声と血の交錯が、彼女の長き忍耐の果てを象徴する。

ルシア・ベッソン原案、オリビエ・メガトン監督の手腕は、スタイリッシュな映像とリズムでアクション映画の王道を踏襲しつつ、女性復讐劇としての独自の色を放つ。脚本はやや直線的で、深みに欠ける憾みはあるが、娯楽としての勢いは申し分ない。

全体として、復讐の美学を体現した一本。サルダナの身体能力と表情の抑制が光る。アクション好きなら十分に楽しめる出来栄えである。

評価:★★★☆☆(5段階中3.5)

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