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プライムビデオ THE MOON 2023年公開 129分 SF 韓国 ★★★★☆

主人公は孤立無援の月面で奮闘する新人宇宙飛行士ソヌ、主演はド・ギョンス、監督はキム・ヨンファ

韓国初の有人月面探査という国家プロジェクトを軸に、孤立無援の宇宙空間で生き残った新人宇宙飛行士の壮絶なサバイバルを描いたSF大作である。

物語は、3人のクルーを乗せたロケット「ウリ号」が月周回軌道へ向かうところから始まる。ところが、太陽風による通信障害が発生し、太陽光パネルのトラブルから修理に出た船長とベテランクルーが燃料漏れの爆発事故で命を落とす。新人ソヌ(ド・ギョンス)だけが司令船に取り残される形となった。

地上では、かつてのフライトディレクター、ジェグク(ソル・ギョング)が再び指揮を執り、ソヌを救うべく奔走する。ソヌは仲間たちの遺志を継ぎ、反対を押し切って月面着陸を敢行。シューメーカークレーターへの着陸に成功し、国旗を掲げ、水資源の採取に挑む。しかし、流星雨という最大の危機が襲い、月面を逃げ惑う中、NASAの協力も得て、月周回ステーションへのドッキングを目指す。

特にラスト25分以降の緊迫した展開は圧巻だ。流星雨の猛威を浴びながらの脱出、着陸船の損傷、司令船との合体失敗、そしてNASAディレクター(ジェグクの元妻)の支援による最終的な救出劇。息もつかせぬ危機の連続に、手に汗握る。

今までに数多くの宇宙飛行士映画を見てきたが、これほど胸を熱くさせた作品は『オデッセイ』以来である。絶望的な孤立の中で、ソヌが懸命に前進する姿に勇気づけられ、地上チームの叡智と人間ドラマが絶妙に絡み合う構成も見事だ。

終盤、帰還後の遺族との静かな面会シーン、そしてユンのNASA新長官就任発表に続く、ソヌが宇宙服姿でジェグクを訪ねる場面では、思わず涙がこぼれた。達成感と喪失感、未来への希望が交錯する余韻が心地よい。

映像のスケールも見応え十分で、韓国映画の技術力がここまで進化したかと驚かされる。ド・ギョンスの新人らしい必死さと、ソル・ギョングの落ち着いた指導者像が好対照で、キャストの熱演が物語を支えている。

総合評価(5段階)

★4.5

興奮度と感動のバランスが抜群。細部にやや説明過多の部分はあるものの、SFサバイバルとしての完成度は高い。プライムビデオでぜひお薦めしたい一本である。宇宙の広大さと、人間の小さな意志の尊さが、心に深く刻まれる作品だ。

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