主人公はマイク・ウェイドと看守長のエリクソン、主演はスコット・アトキンスとドルフ・ラングレン
監督はドルフ・ラングレン、主演も兼ねて看守長エリクソンを演じ、対する主人公マイク・ウェイドにスコット・アドキンス。いわば「ドルフ&スコット」の共演作だ。
物語は、バーミンガム郊外の廃病院を舞台に始まる。かつてギャングの隠し金が眠ると噂されるその建物は、老朽化のため解体作業が進められていた。失業中の元格闘家マイク(アドキンス)は、そこで偶然、壁の中から現金袋を発見してしまう。一方、重い病に伏す娘の治療費に困り果てた看守長エリクソン(ラングレン)は、刑務所内の噂を頼りに同じ廃病院へ向かい、ついに運命の邂逅を果たす。
序盤は二人の私生活が淡々と描かれ、やや退屈に感じる向きもあるかもしれない。しかし、ラスト25分を過ぎたあたりから俄然エンジンがかかる。隠し金を狙う武装集団「ファイブ・ファミリーズ」が廃病院に雪崩れ込み、閉鎖空間での銃撃戦と肉弾戦が一気に爆発する。狭い廊下や病室を活かした戦闘設計は、さすがアドキンスというべきキレ味で、87分という尺の短さを逆手に取った「瞬発力」が心地よい。
ドルフ・ラングレンは、さすがに全盛期の威圧感は薄れたものの、渋みを増した存在感で作品を支えている。かつて『ロッキー4』のイワン・ドラゴで世界を震えさせた巨漢も、今や還暦を過ぎた老獪な看守長。アクションは控えめながら、静かに燃える眼光は健在で、どこか哀愁を漂わせる。
ストーリーは極めて単純、ひねりも深みもない。だが、それゆえに「アクション映画として潔い」とも言える。余計な説明を排し、ただひたすらに銃と拳が飛び交う終盤は、B級の王道を突き進む快感がある。気軽に観て、気軽に楽しむ。それで十分ではないか。「短くて濃い、古き良きアクション映画」の一本として、週末の暇つぶしに最適である。
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