主人公は5人のバレリーナ、主演はウマ・サーマン、監督はヴィッキー・ジューソン、配信元:プライムビデオ
物語は、国際ダンスコンクールに向かう5人の若いバレリーナたちが、ハンガリーの森の中でバス故障に遭うところから始まります。互いに不仲でチームワークなど欠片もない彼女たちは、近くの宿に避難しますが、そこは元バレリーナのデボラが経営する不穏な雰囲気漂う場所。やがて教師がデボラの犯罪組織とのつながりに気づき、状況は急変。マフィア関係者が現れ、教師が射殺されたのを目撃した彼女たちは「消される対象」となり、地下に囚われてしまいます。
ここからが本作の真骨頂。脱出を試みるバレリーナたちは、連携を余儀なくされ、バレエで鍛えた高い柔軟性と脚力を活かした打撃、トウシューズを刃物のように用いた攻撃、ハンマーやハサミなどの即席武器を駆使して、次々と敵を倒していきます。優雅さと残虐さが奇妙に融合した戦闘シーンは、視覚的に鮮烈で、思わず息を飲む迫力があります。
特に見どころはラスト18分過ぎ。死体清掃人のドクターに捕まり、足を切断されかけたボーンズをクロエが救い、皆でマフィアのボスの息子を盾にしながらの脱出劇。緊張とカタルシスが一気に高まるクライマックスは、痛快そのものです。
最初は5人の少女たちの成長物語かと思いきや、ストーリーは単純明快。マフィアが出てきてウマ・サーマンが登場し、予想を大きく裏切るアクション・ホラーへと転じます。バレエの美しさと暴力のコントラストが新鮮で、娯楽性が高く、88分をあっという間に感じさせる出来栄えでした。細部に粗さはありますが、こうしたジャンル映画として十分に楽しめます。
総合評価(5段階):
ストーリー ★★★☆☆、アクション ★★★★☆、エンターテイメント性 ★★★★☆、全体 ★★★★☆
バレエ好きも、アクション好きも、気軽に観られる一作。プライムビデオで手軽に楽しめるのが嬉しいところです。
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