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題名:ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン 公開:2022年 上映時間:139分 ジャンル:戦争 製作国:アメリカ   

主人公はジェシー・L・ブラウン少尉 、主演はジョナサン・メジャーズ、監督はJDディラード、配信元:ネットフリックス

朝鮮戦争期の米海軍戦闘飛行隊を舞台に、人種の壁を超えた真実の友情と献身を描いた力強い戦争ドラマです。

1950年初頭、トム・ハドナー中尉(グレン・パウエル)は第32戦闘飛行隊(VF-32)に転属し、そこで部隊唯一の黒人パイロット、ジェシー・L・ブラウン少尉と出会います。二人はF4U-4コルセアという、操縦を誤れば即座に命を落とす危険な強力戦闘機で訓練を重ね、徐々に信頼を築いていきます。ブラウンの家庭では妻デイジーと幼い娘が温かく支えていましたが、人種差別的な近隣住民の影が忍び寄っていました。

ブラウンは鏡の前で自分自身に人種差別的な罵声を浴びせ、己を奮い立たせる姿が印象的です。空母着艦試験に合格し、地中海配備を経て、朝鮮半島へと派遣されます。戦場では中国軍の参戦により状況が悪化し、鴨緑江の橋梁破壊任務でブラウンは命令に背いて単独攻撃を敢行、見事に成功させます。しかしその代償は大きく、長津湖での救援任務で彼の機体は損傷し、不時着を余儀なくされます。

ラスト25分からの展開が本作の真骨頂です。ハドナーは負傷したブラウンを救うため、自ら機体を墜落させ、必死の救助を試みます。エンジン火災を消し止めるも、ブラウンを残骸から引き出すことはできず、海兵隊の救助ヘリが到着する間もなく彼は息を引き取ります。このシーンは、友情の深さと戦争の残酷さを、静かながらも胸を締め付ける迫力で描き出しており、観る者の心を強く揺さぶります。

本作の魅力は、華々しい空戦アクションと、繊細な人間ドラマのバランスにあります。ジョナサン・メジャーズのブラウン役は、内面的な葛藤を抑えた演技で深みを増し、グレン・パウエルのハドナー役との相性も抜群です。人種差別という重いテーマを扱いながら、決して説教臭くならず、むしろ「ただそばにいてくれればいい」というブラウンの言葉に象徴される、純粋な信頼関係が胸に沁みます。

実話に基づく物語である点も重みを与えています。ブラウンの遺体は今なお北朝鮮にあり、回収されていません。一方で、ハドナーとブラウン一家は今日に至るまで親しい友人関係を保っているという結びが、静かな希望を感じさせます。

全体として、戦争映画の枠を超えた感動の友情譚として、丁寧に作り込まれた良質な作品です。飛行シーンの緊張感と、ラストの献身的な行為が長く記憶に残るでしょう。

(評価:演技 ★★★★★、物語 ★★★★☆、映像・アクション ★★★★★、総合 ★★★★☆)

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