主人公はトーマス・シェルビー、主演はキリアン・マーフィー、監督はトム・ハーバー、配信元:ネットフリックス
第二次世界大戦下の1940年、バーミンガム。空爆で兵器工場BSAが壊滅し、多くの命が失われた廃墟の街を舞台に、伝説のギャング、ピーキー・ブラインダーズの物語が再び動き出す。
主人公トーマス・シェルビー(キリアン・マーフィー)は、家族から離れ静かに暮らしていたが、息子デュークがナチスの偽造ポンド流通計画に巻き込まれていると知り、再び暗黒の世界へ足を踏み入れる。妹エイダの訴え、謎めいた女性ゼルダの出現、そして息子が率いる若きピーキーたちの暴走。すべてが絡み合い、家族の絆と国家の危機が交錯する。
物語は、廃墟となった工場での武器回収から始まり、リバプールの港に到着する偽造ポンドの船、そしてクライマックスの地下道と桟橋での激しい銃撃戦へと加速する。ラスト25分からの展開は息をのむ緊張感に満ち、トミーの決断がすべてを焼き尽くす。
キリアン・マーフィーのトミーは、相変わらずの冷徹さと人間味を併せ持った名演。歳を重ねた威厳と、家族への静かな執着が胸を打つ。トム・ハーバー監督の演出は、テレビシリーズの緊張感を大画面にふさわしく引き延ばしつつ、戦時下の荒廃したバーミンガムを美しくも残酷に描き出している。音楽と銃声、煙草の煙が織りなす独特の雰囲気が、観る者を1940年代の闇へ引きずり込む。
見どころは、何と言っても終盤のアクションと感情の爆発。トミーが地下道を進む静かな足音から、一転して爆発と銃撃が響き渡る場面は圧巻だ。家族の裏切り、赦し、そして「不滅」の意味を、静と動のコントラストで表現している。
この作品は、人が嫌がる仕事を生業とする者たちの生き様を、容赦なく、しかしどこか美しく描き出す。イギリスではそんな者たちがギャングとして恐れられ、時に讃えられた。日本にも通じる、裏社会の掟と人間の業の深さを感じさせる。
評価(5段階):
ストーリー ★★★★☆
演技 ★★★★★
演出・雰囲気 ★★★★☆
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