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題名: ザ・ファイブ・ブラッズ 公開:2020年 上映時間:154分 ジャンル:戦争 製作国:アメリカ  

主人公はベトナム帰還兵の4人(ポール、エディ、オーティス、メルヴィン)、主演はデルロイ・リンドー、クラーク・ピーター、スノーム・ルイス、イザイア・ウィットロック・Jr、監督は、配信元:ネットフリックス

ベトナム戦争の傷を抱えたアフリカ系アメリカ人退役軍人たちの物語を、力強く描き出しています。

主人公は、ポール(デルロイ・リンドー)、エディ、オーティス(クラーク・ピーター)、メルヴィンの四人。戦友だった彼らは、ホーチミンで再会し、かつての上官ノーマンの遺骨回収を名目に集まります。しかし本当の狙いは、戦時中に森に隠した大量の金塊を掘り起こすことでした。当時、撃墜された軍用機から発見した金塊を「見つからなかった」と偽り、埋めたのです。ノーマンは「黒人はアメリカに血を流し続け、裏切られてきた。この金は同胞のために」と語り、四人を鼓舞していました。

物語は再会の喜びから始まり、オーティスが旧知のベトナム人女性ティエンと再会し、彼女の娘が自らの子であることに気づく感動的な場面も挿入されます。金塊換金の仲介者として登場するフランス人デローシュ(ジャン・レノ)との駆け引き、ポールの息子デビッドの乱入、現地ガイドとの川下りなど、緊張と人間ドラマが絡み合います。道中で出会う地雷除去活動を行うヘディたちとの交流も、現代のベトナムを象徴的に描いています。

中盤以降は、過去の回想シーンと現在が交錯する構成が印象的です。ノーマンの博学さとリーダーシップが、生きる希望だった頃の記憶が鮮やかによみがえり、四人の絆とトラウマを深く浮き彫りにします。金塊発見後の帰路では、地雷事故や仲間内の対立が緊迫感を生み、ラスト25分からの銃撃戦は息をのむ展開となります。デローシュの雇った武装集団との対決は、欲望と裏切り、復讐の渦を一気に加速させます。

この作品の魅力は、単なる埋蔵金探しや戦争アクションに留まらず、黒人差別や祖国への複雑な思いを重ね合わせた点にあります。ベトナム戦争を通じて、アメリカ社会の「借り」を問う姿勢は重厚です。ただし、テーマの多さからやや散漫に感じられる部分もあり、全体のバランスは完璧とは言えません。演技陣は総じて素晴らしく、特にデルロイ・リンドーの激情を秘めたポール像は圧巻。ジャン・レノの悪役ぶりも、渋みと威圧感が良く似合っていました。

総じて、野心的な企てとエネルギーに満ちた一作。ベトナム戦争の傷跡と人種問題を現代に繋ぐ力作です。

評価:

物語の深み・テーマ性 ★★★★☆

演出・構成 ★★★☆☆

演技 ★★★★★

全体満足度 ★★★★☆

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