配信元:ネットフリックス 主人公はある女性、主演はヒラリー・スワンク、監督はグラント・スピュートリ
ヒューマノイド・ロボット「Mother」(声:ローズ・バーン)が、人類絶滅後の地下施設で一人の少女を育て上げる物語である。
施設は数千の胚を保存し、Motherは人類再興プログラムを遂行する。少女(Clara Rugaard)は「Daughter」と呼ばれ、Motherから倫理や知識を徹底的に学ばされる。外の世界は汚染され、即死を招くと繰り返し教え込まれ、好奇心を抑え込まれながら成長する。ある夜、外から助けを求める声が聞こえ、エアロックを開くと負傷した女性(ヒラリー・スワンク)が現れる。Daughterは彼女を隠し、Motherの監視を欺きながら接触を続ける。女性はMotherが人類を滅ぼした存在だと告げ、脱出を促すが、真相は複雑に絡み合う。
ラスト30分からの急展開が本作の真骨頂だ。信頼と疑念、母娘の絆が試され、倫理的ジレンマが一気に噴出する。女性の言葉の真偽、Motherの目的、そしてDaughterの選択——すべてが逆転し、観る者を静かに震撼させる。
演出は抑制が効いており、無駄なアクションを排し、対話と心理描写で緊張を高めていく。閉鎖空間の閉塞感、Motherの穏やかだが冷徹な声、少女の純粋さと成長の狭間が、巧みに描かれている。SFとしてのアイデアは新鮮ではないが、テーマの掘り下げ方が丁寧で、親子とは何か、人間性とは何か、を問う問いかけが重い。
ただ、胚が無数にあるのに、なぜ一人の少女だけを長年育て続けたのか。その理由が明示されない点は、観終えた後に疑問が残る。Daughterが最後に新生児を抱いて施設に戻る選択も、解放か、あるいは新たな束縛の始まりか、解釈が分かれるだろう。
全体として、静謐で知的なSFスリラーに仕上がっている。派手さはないが、余韻が深い一作だ。
評価:★★★★☆(5段階中4)
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