主人公は、ハッカーのリスベット・サランデルと雑誌ミレニアムの記者のミカエル・ブルムクヴィスト、主演は、クレア・フォイとスヴェリル・グドナソン
あらすじは、2人の少女がチェスをしていると男が来て父親が呼んでいると言う。父親はカミラ、ゲームをしようと言うと、突然、リスベットがカミラを連れて出て行こうとするがカミラは拒否したのでリスベットは窓から飛び降りて逃げ去る。
現代、中年の男ピーター・アールグレンが若い妻リンダに暴力をふるっている。突然停電になり直ぐに復旧すると顔をドーランで白く塗ったリスベットが立っている。男が近寄ると、吊り輪の罠に足を取られ逆さ釣りになり、リスベットは男の性的虐待が裁判で無罪になったと明かし、男の持つ預金を被害者と妻に送金してしまう。ただでは置かないと言うと出資者の妻との不倫映像を見せられ、秘密の取引だと言いその場を去る。
雑誌ミレニアムの自室で、ミカエルはエリカから記事を書けと迫られる。
リスベットは、クラブで拾った一夜を共にした女から写真を捨てるのかと聞かれ、写真の妹は2年前に自殺した、仕事をするから帰れと言う。リスベットはメールを受け取り、指定した場所に行くと、中年の男バルデルから盗まれたソフトウェアプログラムを取り戻してほしいと言われ、資料を受け取る。
帰宅してすぐに、そのソフトウェアプログラムを調べると、世界中のミサイルシステムにアクセスできる事が分かり、資料を基にハッキングを行う。
ワシントンの国家安全保障局、局員のエドウィン・ニーダムが携帯にハッキングの連絡を受け、デスクに戻ると、モニターに不正なアクセス、ファイル移動中69％の文字が浮かび、止めようとするがファイルがダウンロードされていた。直ぐにダウンロード先を調べると地図にはスウェーデン/ストックホルム、6ｋｍ圏内が表示され直ぐに部屋を出ていく。
リスベットは一仕事を終え、バスタブに浸かっていると寝落ちし夢を見る。部屋に戻ると、男が入ってきてサイレンサー付き銃で撃たれるが、何とかセーフルームに行き難を逃れる。しばらくして部屋に戻るとプログラムを入れたPCは奪われたことを知るが突如、部屋はガス爆発、リスベットはバスタブに逃れ、爆発現場に向かってくるパトカーをかわし凍結した湖を渡り逃げる。
スウェーデン公安警察本部、バルデルは息子アウグストを連れて保護を求めるが、担当からリスベットの素性、犯罪歴を聞かされる。
リスベットはミカエルに助けを求め連絡し、ファイヤーフォール計画を説明、バルデルが米国の要請で開発し奪われたためリスベットを雇い取り戻した。が何者かに盗まれたと言い、監視カメラの写真から盗んだ男を探せと言い去る。
ニーダムはスウェーデン空港で拘留され尋問を受ける。が、休暇だと言う。強制送還すると言い放免される。
リスベットは、友人でハッカーのブレイグを訪れ、情報を集めるよう頼む。
ミカエルは、公安の副局長に会い、リスベットの家に侵入した男の写真を見せるが断られる。写真の男の蜘蛛のタトゥーからゲームセンターの男を突き止め情報を取ると、元はカメラマンで組織を暴こうとして逆に額に雲形の傷をつけられた、恐ろしい男達の組織スパイダーズだと言う。
ミカエルは、リスベットにスパイダーズが事件に絡んでいることをメールする。
スパイダーズの暗殺者がバルデルの家を警護する公安警察局員を殺し、駆け付けたリスベットの仕業のように偽装してバルデルを射殺、プログラム解読の秘密を知る息子を誘拐し逃げる。
リスベットは、スパイダーズの車を特定し追いかけ、スパイダーズの車をハッキングし停止させ息子を取り戻す。が、赤い服の女をこちらを見ている。
リスベットは、スポーツカーに乗り換え廃墟の天文台に着き、アウグストにプログラム解読の秘密を教えろと言うが答えない。ミカエルが着くと、リスベットに、妹のカミラ・サランデルが父親の残した組織を引き継いだと言う。
見どころは、ラスト25分過ぎから、リスベットは、カミラがいる屋敷に忍び込むが捕まり全身ボンデージを着せられ窒息しそうになり絶体絶命のピンチの中、ニーダムが狙撃銃で屋敷の外から建物を打ち抜きスパイダーズの男達を倒していく。
感想は、ミレニアムシリーズ第3作目だが、アクション多めで楽しめるが、ニーダムが米NCAの特別顧問で、元天才ハッカーというのは設定が安易で、前の2作に比べ、北欧風のくいイメージを払拭し単調だったような気がする。
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