主人公は麻薬取締担当の刑事チョ・ウォノ、主演はチョ・ジヌン、監督はイ・ヘヨン
プライムビデオで静かに鑑賞した韓国ノワールの佳作。麻薬取締官チョ・ウォノ(チョ・ジヌン)の執念が、姿なき麻薬王“イ先生”を追う長い戦いの核心を描く。
物語は、爆破事故で唯一生き残った青年ラク(リュ・ジュンヨル)と刑事が出会うところから始まる。組織に見捨てられたラクを囮に、ウォノは「狂人区」と呼ばれる麻薬中毒者の巣窟へ潜入する。互いに信じ切れぬまま、しかし互いを必要とする危うい協力関係が、緊張感を途切れさせない。
見どころは、終盤29分を過ぎたあたりから加速する怒濤の展開だ。ブライアン・リーとの取引現場に突然現れたケース。中を開けると、切り落とされた腕が一本。握られた携帯が鳴り響き、「イ先生」からの着信。催涙弾が飛び、銃声が響く。その先の真実と銃声一発で終わる余韻は、韓国ノワールらしい残酷さと静けさを併せ持つ。
世界中で麻薬戦争は終わることなく、アメリカ映画『トラフィック』『ブレイキング・バッド』『運び屋』などが繰り返し描いてきた現実の暗部を、この作品もまた容赦なく突きつける。近年フェンタニル禍が深刻化する今、こうした映画が一般の認知を少しでも高め、被害の連鎖を断つ一助になればと願うばかりだ。
簡潔ながら密度の濃い演出と、俳優たちの鬼気迫る演技が光る一作。観終えたあと、静かに胸に残る重みがある。
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