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プライムビデオ 国家非常事態 首都爆破テロを阻止せよ 2024年公開 99分 アクション マレーシア ★★★★☆

主人公はマレーシア警察の無鉄砲な刑事カリードと、女刑事アニス、主演はエイディ・アシュラフ、ファラリ・ハーン

いやはや、マレーシア発のアクション映画がこんなにド派手でいいのか! 2024年公開、99分というコンパクトな尺で繰り広げられる『国家非常事態 首都爆破テロを阻止せよ』は、まるでTNT火薬をスクリーンにぶちまけたような爆裂エンタテインメントだ。

主演はエイディ・アシュラフとファラリ・ハーン。マレーシア警察の無鉄砲刑事カリードと、クールでタフな女刑事アニスが、クアラルンプールの街を舞台にテロリストとガチンコ勝負。さあ、ポップコーン片手にシートベルトを締めな!

物語は2022年10月4日、武器輸送列車からTNTを強奪する強盗団の襲撃で幕を開ける。トンネル内で列車を切り離し、爆薬を積んだ貨物はクアラリピス駅で大爆発。冒頭から「これでもか!」と火花が散る。

そこへ、TVスタジオでトーク番組の司会者スフィアンが突然銃を手にスタジオを占拠。「視聴者200万超えたら爆破するぜ!」と高笑い。どうなるカリード! と思ったら、爆弾は偽物で呆気なく逮捕。肩透かし? いやいや、これぞアクション映画の「お約束のジャブ」。本番はこれからだ。

翌日、警察チームは爆発現場の調査に奔走。隊長は「内通者がいる」と匂わせ、カリードとアニスに武器密売の情報屋を当たれと命じる。

一方、ボブには武器会社の社員を追えと指令。

物語はここから、カリードの私生活(娘ディーとのすれ違い、元妻マリアとの口喧嘩)やアニスのトレーニング過多な日常など、ちょっとした人間ドラマを挟みつつ、テンポよく進む。だが、正直言えば、この家族パートや異動の話は「はいはい、アクション映画の箸休めね」と軽く流したくなる。カリードが娘にそっぽ向かれるシーンは、まあ、悪くないけど、どこかで見た味だよね、なんて。

強盗団のリーダー、ランは過去のトラウマ(逆さ吊りで燃やされた男の記憶!)をチラ見せしつつ、武器準備を着々と進める。

一方、カリードとアニスは、怪しい武器会社社員サイモン・チョンをキャバクラで捕まえ、アジトの場所を聞き出す。隊長に「偵察だけ!」と釘を刺されるが、もちろんカリードはそんなの聞かない。一人で突入、銃撃戦ドンパチ! アニスも応援に駆けつけ、乱戦の中、強盗団のボスを逮捕するも、謎の男ジョーを取り逃がし、アジトはドカーンと爆破。仲間が死傷し、カリードはアニスに責められるが、同僚が「まあまあ」とフォロー。この辺の仲間意識、嫌いじゃないよ。

そして、映画の真骨頂はラスト25分! ボブのドライブレコーダー解析で、強盗団のバン3台がPPプラザとDHタワーに向かっていると判明。隊長の「武装して行け!」の号令で、カリードとアニスが最後の戦いに突入。

ここからのアクションは、まるでマレーシアの街全体が火薬庫になったかのような怒涛の展開。爆発、銃撃、カーチェイス! 99分の尺が短く感じるほどの畳みかけだ。感想? いや、もう、アクション好きなら文句なしに楽しめる。カリードの家庭問題やアニスの父親とのサイバー犯罪部門の話は、ぶっちゃけ「そんなのいいからドンパチやれ!」と思う瞬間もあったけど、この手の映画に完璧な脚本を求めるのは野暮ってもんだ。

エイディ・アシュラフの無鉄砲な魅力、ファラリ・ハーンのクールな存在感が、スクリーンをしっかり支える。マレーシアのアクション映画がここまでやれるなんて、ちょっと驚きだよ。ラストのド派手な爆破シーンで、思わず「よっしゃ!」と拳を握ったね。さあ、君もこの火薬の匂いを嗅ぎに、劇場へ急げ!

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