主人公は軍需本部の航空部品購買課の課長のパク、主演はキム・サンギョン
あらすじは、遊園地で誰かを待つ女性が、家に帰る直前に現れたパクと名乗る男を自宅に招き入れる。そこで、F9戦闘機墜落事故に関する新聞の切り抜きを見せられ、軍事機密漏洩の罪(20年以下の懲役)や共犯(10年以下の懲役)を告げられるが、「記者には危険がつきもの」と返す。身元を隠す条件で、パクは過去を振り返り始める。
中領のパク・デイクは、師団長からソウルの国防部軍需本部航空部品購買課課長への転出を告げられ、妻ヒギョンと娘シウォンに報告。宣誓後、国防部長官イ・サングンから辞令を受け、ナム室長から年間予算5兆ウォン、数百万の品目数を扱う部署の重要性を聞かされる。チョン部長からは「航空部品購買課は花形」と激励され、仕事に励む。パクはナム室長やチョン部長とゴルフ場で交流し、昇進候補に挙がるが、遅くまで働く日々が続く。
部下のファン主任から妻名義の通帳を渡され、部長が始めた慣習だと押し切られて受け取る。航空整備工場で部品を調査し、部下のチャ大尉が提出したリストでエアースター社の随意契約に疑問を抱くが、「慣習」との回答に納得がいかない。大領への内示を受け、チョン部長の宴席で昇進を祝われる。
ある日、街の喫茶店でパイロットのカン・ヨンウ大尉からミド精密の社長を紹介され、エアースター社の部品採用に異論を唱えられるが、パクは「軍を信じられないなら辞めろ」と突き放す。しかし、カンの国を思う気持ちに押され、資料を確認する。
その後、次世代戦闘機40機導入が報道され、チョン部長から「木を見て森を見ろ」と忠告され、階級章の星を渡される。同じ頃、領空警戒中のジェット戦闘機が故障で墜落し、カン大尉が意識不明の重傷を負う。部の調査会議では、ナム室長がパイロットの操縦ミスと偽装し、パクに責任を押し付ける。チョン部長の圧力で正式な調査も進まず、TVニュースで操縦ミスと報道される。パクは泥酔し、チョン部長に見張られる。
事故のほとぼりが冷めた頃、外資部長の会合でエアースター社のCEOキムと会い、部品FCS-81235の過剰請求を発見。課の会議で指摘するとファン主任が激昂し、チョン部長に再調査を求めると「部隊に戻す」と脅される。カン大尉の妻から資料を受け取り、FCS-81235の不正を確認するが、部長の指示で決裁資料は出されず、孤立する。
見どころは、物語の佳境はラスト25分。独自に事故調査を進めるパクが、駐車場で某国の男たちに襲われ、体育部隊への緊急転出命令書を受け取るが、破り捨てて決意を示す。この緊迫感溢れる展開と、キム・サンギョンの迫真の演技が光る。
感想は、本作は1997年の実在の事件を基に、軍の装備・整備の腐敗を描く。問題の根深さが単なる刷新では解決しないことを示唆し、組織の不正に立ち向かうパクの葛藤がリアルだ。サスペンスとアクションが絶妙に融合し、特に終盤の緊張感は圧巻。軍事腐敗の闇を暴く社会派ドラマとして、考えさせられる作品
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