主人公は弁護士のドンホ、主演はソン・ヒョンジュ
敏腕（？）弁護士ドンホの人生は、ある日突然、太陽フレアの電波障害並みにカオスに突入！ 物語は、組合委員長をボコボコにする男たちからスタート（何の前触れだよ！）。ドンホは自宅でボーゼン、妻ヨンスの殺人現場を警察と一緒に見つめるハメに。朝の記憶をフラッシュバックしつつ、脅迫状を刑事に見せるが、頭の中は「今日、法律事務所辞めたんだっけ？」「転職祝いの飲み会、楽しかったな…いや、待てよ！」と大混乱。
だって、昼間は製薬会社の法務部長への転職パーティーで盛り上がり、2次会でヘロヘロになり、タクシーに乗ったら太陽フレアのせいでスマホが圏外！ 雨の中、深夜3時にフラフラ帰宅したら、妻ヨンスが…うわっ、殺されてる！
翌日、放心状態で事件をメモるドンホ。夜は知人と飲みながら「前の事務所に戻らない？」なんて話を聞くが、そんな場合じゃない。娘ギョンリムを学校に送った直後、死んだはずの妻ヨンスから電話が！「ハロー、1年前の私よ！」みたいなノリで、ドンホはパニック。追いかけた女は「人違いでーす」と一蹴。
さらにTVでは「太陽フレア、1年ぶりにキター！」とニュース。するとまたヨンスから同じ電話が！「去年の私からだけど、家に帰っちゃダメよ！」って、マジか！ ドンホ、急いで法律事務所復帰パーティーをドタキャンし、1年前のヨンスに「家から脱出せよ！」と叫ぶ。ヨンスは最寄りの警察署にダッシュ、無事に事件回避！…と思いきや、怪しい刑事ト・ジェヒョンが登場。コイツ、テユン建設の汚職に加担する小遣い稼ぎの汚職刑事！
ドンホはヨンス殺害の容疑者にされ、警察署から逃亡。黒い車の持ち主を追うが、どんどんドツボにハマっていく…。
見どころはラスト25分！ここからが本番！ ドンホ、汚職刑事ト・ジェヒョンの追跡を「まるでハリウッドアクション映画の主人公（ただし中年）」のごとく振り切り、1年前のヨンスを救うために奮闘！ でも、ト刑事が娘ギョンリムを人質に「証拠のナイフよこせ！」と脅してくる。もう、ドキドキとハラハラが止まらない！ 太陽フレアが引き起こすタイムパラドックスのドンデン返しに、頭が「？？？」から「！！！」に切り替わる瞬間、必見です！
感想：タイムパラドックスで脳みそバグる！この映画、1年前の電話で妻を救うたびに現実がガラッと変わる、タイムパラドックス・サスペンスの傑作！ 「え、そっち行く！？」な大どんでん返しが、まるでカレーは辛え！くらいの衝撃。ソン・ヒョンジュの「疲れた中年弁護士なのに、なんかカッコいい」演技も光る。太陽フレアが物語の鍵って、SFかよ！とツッコミつつ、ラストの展開に「うおお、こう来たか！」と叫びたくなること請け合い。サスペンス好きなら、ポップコーン片手にぜひ！
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