主演: アーロン・エッカート（スティーヴ・ヴェイル）
あらすじ：元CIA諜報員のスティーヴ・ヴェイル（アーロン・エッカート）は、引退してレンガ職人として働く日々。ある日、CIAの上司オマリーと女性要員ケイトから、かつての同僚ヴィクター・ラディックが生きていると知らされる。彼は死亡したとされていたが、米国の諜報活動に批判的なジャーナリストを次々と殺害し、CIAの仕業に見せかける陰謀を企てているという。
スティーヴは非公式任務として、ケイトと共にギリシャへ飛び、ラディックの拘束を目指す。しかし、任務の裏にはCIA内部の裏切りや複雑な過去が絡み合い、危険な戦いが展開する。
見どころ：物語のクライマックス、ラスト25分が圧巻。反米デモの混乱の中、ラディックがギリシャ外務省の副大臣を狙撃しようとする場面で、スティーヴがカメラマンに扮したラディックを見破り、阻止する緊迫感は見事。
アクションシーンは派手で、特に狙撃手や手下との戦闘は迫力満点。伏線が多く、複雑な展開がやや混乱を招くが、アクションとドラマのバランスが良く、緊張感が途切れない。
感想：アクションとドラマが融合した作品で、ストーリーの展開や伏線が複雑ながらも、アクションシーンは爽快で楽しめた。アーロン・エッカートの渋い演技も光り、引退したスパイの葛藤がよく描かれている。CIA内部の裏切りや国際的な陰謀をテーマにしたストーリーは深みがあり、最後まで目が離せなかった。アクション好きにはおすすめの一作。
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