主人公は、売れない漫画家キム・ボンジュン、主演はクォン・サンウ
あらすじは、親子が乗った乗用車が居眠り運転のトラックとぶつかり両親が亡くなる。息子のキムは突然現れた国家情報院のチョン・ドッキュに両親から受け継いだ身体能力を見込まれ、国家情報院でヒーローになれと言われスパイ要請プロジェクトにスカウトされる。
若い工作員ジュンが男達の部屋に強襲、銀行強盗を起こした国際テロリストのジェイソン・リーの弟を拘束する。
ジュンがオフで漫画を描いていると急なで呼び出しをされ釜山に行きジェイソン・リーを拘束する任務につく。その夜、ヘリ降下に失敗し死亡したと偽装する。
15年後、漫画の締め切りに追われ弁解の電話中、後頭部を嫁のミナに叩かれ仕事をと怒られる。ミナを仕事に見送り一人娘ガヨンのために朝食オムレツを作り登校を見送り、何とか漫画を仕上げてメールで送り、家事を済ませると、ネット民のコメントは低く落胆する。
娘ガヨンが音楽を聴きながら帰宅の途中、車にひかれそうになり買い物の途中のキムが助ける。編集長から次回で打ち切りと言われアルバイトの工事現場ではリーダーから怒られる。
帰宅し自棄になり酒を飲んでいてネット民のコメントにキレ、酔いながら娘のアドバイスを思い出し工作員当時の話をネタに漫画を作り知らないうちに寝てしまう。起きると嫁のミナが御馳走を作っていて、今回はヒット間違いなしと言い、不思議に思い聞くと、既に酔っぱらいながら作った話しを編集部にメール送信したと言う。直ぐにネット民のコメントを見ると評価が高く素性が明らかになると悩み考え込む。
翌日直ぐに編集部に行き編集長に削除をお願いするが1位だからとそっけなく断られる。帰宅し娘のガヨンに傘を見っていくが相手にされず帰宅し娘の作ったヒップホップに感動し泣き出す。
キムは諦めて昔の国際テロリストのジェイソン・リーとの話をネタに漫画を作ると、迫力満点で大ヒットとなり、原稿料も増えて娘に電子ピアノを買うと家族が大喜びする。
国家情報院のチョン・ドッキュ局長はテロ予告の書き込みの捜査でとあるネットカフェに来てみると、子供たちから猛攻隊の鬼教官と言われ、キムの書いた漫画を見せられ驚く。上司から猛攻隊当時のメンバーの不可思議な死と漫画の大ヒットの関連の調査を命じられる。
チョン局長は工作員のチョルに調査を命じ、チョル達は編集部に行き、暗殺要員ジュンの作者を探していると言い、アルバイトの工事現場にいたキムの顔から死んだはずのジュンだと知り拘束しようとするが倒されてしまう。
直ぐに帰宅し妻ミナに電話し家を出ようとするが国家情報院のチョル達に踏み込まれてしまう。拘束され自白を迫られる。
一方、突然、編集部にジェイソン・リー達が来て漫画を書いたキム＝ジュンの居所を教えろと言う。
国家情報院に拘束されたキムは、ジェイソン・リーからの電話で妻のミナを助けたならと言われ国家情報院を脱出する。
見どころは、ラスト33分過ぎから、キムと娘ガヨン、チョン局長、後輩のチョルは、国際テロリストのジェイソン・リーに拘束された妻のミナを助けに行く。
感想は、久しぶりに観たクォン・サンウにはコメディは似合わないと思っていたが、売れあい漫画家ぶりと反対にスパイアクションの対比が良が面白かった。
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