主人公はイヴ・マカロ、主演はアナ・デ・アルマス、監督はレン・ワイズマン
ジョン・ウィックの世界に新たな一ページを加える、鮮烈な復讐劇である。
主人公イヴ・マカロ(アナ・デ・アルマス)は、幼少時に父を失い、ルスカ・ロマのもとでバレリーナと暗殺者の二重の技を磨き上げた女性。12年後、任務中に見つけた教団の印が、封じていた記憶と怒りを呼び覚ます。掟を破り、組織の不干渉協定を無視して突き進む彼女の姿は、無鉄砲ともいえる果敢さで観る者を引き込む。
物語は前半、設定の丁寧な積み重ねに時間を割き、ややゆったりとした歩調を見せる。しかし、中盤以降、プラハのホテル乱戦、武器商人の店での応戦、そしてラスト25分を超える山中の大激戦へと加速する。特に坑道内の火炎放射器を携えたイヴの姿は、圧巻の一語。炎が舞い、銃弾が飛び交う中での彼女の動きは、バレエの優雅さと殺戮の残酷さを融合させ、シリーズのアクション様式をさらに進化させた感がある。
アナ・デ・アルマスは、怒りと脆弱さを併せ持つイヴを体現し、静かな決意と激しい肉体性が共存する稀有なヒロイン像を築き上げている。ウィンストンやディレクターらお馴染みの面々も、短い出番ながら世界観をしっかりと支える。
復讐という古典的な骨子は、ニキータやキル・ビル、ブラック・ウィドウなどと並ぶ系譜に連なるが、本作はイヴの成長と覚醒を丁寧に描くことで、単なる殺戮の連鎖を超えた魅力を放つ。ジョン・ウィックシリーズが一つの時代を終えた今、このスピンオフは新たな可能性を確かに示している。アクションの完成度と主演の魅力が高く、シリーズの正統な拡張作として十分楽しめるが、前半のゆったりした展開がやや惜しい。次なる物語が待ち遠しい。
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