主人公は元特殊部隊のD・フォレスター、主演はスコット・イーストウッド
アメリカ映画のアクションに、家族の絆と心の闇を織り交ぜる一作。監督はテイラー・シェリダン、2022年公開、99分。主演スコット・イーストウッドが、元特殊部隊員デイブ・フォレスターを演じる。弟の死を機に、孤島ガーディアンで繰り広げられる攻防。遺産の謎とテロリストの影が、静かなる復讐劇を駆動する。
デイブは、PTSDに苛まれ、精神科医オルダーウッドの電話カウンセリングで日々を繋ぐ男だ。弟ショーンの訃報を受け、ワシントン州の離島へ。ショーンは元軍兵舎を宿屋に改装し、静かに暮らしていたはずが、足場事故で転落死。葬儀の席で、母親の冷たい視線と妻スーザンの涙が、デイブの疑念を煽る。息子テッドの「叔父さんは反社会性パーソナリティ障害だ」という一言が、家族の亀裂を露わに。そこへ海上保安官が現れ、デイブを指名手配犯として地下壕に拘束。だが、事態は急転。武装集団が島を封鎖し、テロリストの陰謀が浮上する。
FBI捜査官ショーネシーが島へ急ぐ中、デイブは脱走。宿屋を舞台に、単身で敵を翻弄する。見どころはラスト26分からの怒涛の攻防。ワインセラーの隠し通路――旧軍潜水艦基地の遺構――を駆使し、家族を救出。銃撃と格闘が、息もつかせぬ緊張を生む。スコット・イーストウッドの寡黙な肉体派演技は、父クリントの影を思わせるが、若々しい俊敏さが光る。
この映画の妙味は、激しいアクションの合間に差し込むコメディタッチのカウンセリングシーンだ。デイブが電話で「殺人未遂なら進歩か」と医者に茶化され、苦笑する様が、PTSDの重みを軽やかに浮き彫りにする。家族の絆を「宝物」として描きつつ、遺産争いの俗っぽさを風刺。テロリストのリーダーがデイブの過去を知り「英雄か怪物か」と問うくだりは、米軍のトラウマを象徴的に抉る。だが、さすがに「旧軍基地の秘密通路」など、都合のいい設定はハリウッドの甘さ。誰もが知らぬ遺構とは、脚本の都合よさか。
全体として、娯楽性に富み、心の傷を丁寧に撫でる佳作。アクションの爽快さと、家族再生の温かさが、バランスよく融合。現代の英雄譚として、静かに胸を打つ。テッドの成長が、デイブの贖罪を象徴する結末は、希望の余韻を残す。プライムビデオで気軽に観よ。戦いの果てに、宝とは何か、を考えずにはいられない。
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