主人公は料理人のアナ、主演はオルガ・キュリレンコ、監督はザック・ゴールデン
元KGBの諜報員アナ(オルガ・キュリレンコ)が、夫との夢だったフレンチレストラン「エトワール・ルージュ」を守るために、マフィアの連中と対峙するアクション・コメディである。
物語は、開店早々の厨房で繰り広げられる慌ただしい夜から始まる。愛する夫レイの過去の借金が引き起こすトラブルが、次第に店を舞台にした返り討ちの連鎖へと発展していく。アナはかつての冷徹な技量を再び呼び覚まし、包丁や厨房道具を武器に、次々と襲い来る敵を料理するように片づけていく。後半、特にラスト25分あたりからの凄腕暗殺チームとの攻防は、狭い空間を活かした殺陣が軽快に続き、緊張と笑いのバランスが心地よい。
オルガ・キュリレンコのイメージといえば、クールで洗練されたスパイ役が思い浮かぶが、本作ではそのイメージを逆手に取り、コメディ色を強く押し出している。期待したハードなアクションとは一味違うが、彼女の肢体が放つ鋭さは健在で、料理人の日常と殺しの技術が交錯する様は、なかなか痛快である。夫役のドン・ジョンソンや、双子の娘を連れた援軍のミミ夫妻など、脇役たちもそれぞれに個性的で、全体を賑やかに支えている。
ただ、脚本はやや単純で、ギャグのテンポが時折息切れする。B級映画らしい勢いと短い上映時間は、かえって好印象を与えるが、もう一歩深みや意外性が欲しかったところだ。それでも、84分というコンパクトさの中で、観客を楽しませようという作り手の意欲は伝わってくる。
総じて、期待を肩の力抜いて臨めば、気軽に楽しめる一品。オルガ・キュリレンコの新たな一面を見られたという点で、十分に価値はある。Prime Videoで気軽に観られる、週末のちょっとした贅沢にふさわしいだろう。
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