主人公はネイビーシールズのマスターチーフ・リチャード・ミルコ、主演はジョニー・ストロング
あらすじ
ワシントンD.C.の国防総省に勤務するデーブは、イスラマバードの米国大使館からマイクより、宣教師一家6人の救出依頼を受ける。一家はアフガニスタンのサラード村で治安部隊の通訳の避難を支援中に取り残された。敵はパキスタンやシリアから送り込まれたテロリスト達で、カブールの大使館や周辺の村を襲撃し粛清を行っている。
マイクによると、一家は牧師マシュー・ウォルターズ、妻ラシード、息子ウィリアム、5歳の娘ゾーイ、スタッフのラミ・アマディとマジタ・イブラヒミで、緑色のトゥルーパーでクナル州を移動中にパキスタン国境付近で消息を絶った。デーブはクナル州で活動中のネイビーシールズに救出を依頼する。
アフガニスタン・クナル州。ネイビーシールズのマスターチーフ、リチャード・ミルコ(ジョニー・ストロング)は、移動中のヘリがRPGで撃墜され、森の中で意識を取り戻す。銃を見つけ、通信を試みるがチームからの応答はない。
カンダハルの司令部からヘリは大破し、隊員の安否は不明と知らされる。ミルコは墜落現場へ向かうが、敵が迫りRPGを撃ち込むため、狙撃で応戦。敵の増援が迫る中、司令部は生存の望みが薄いと判断し撤退を命じる。
ミルコは追撃を逃れ川に飛び込み、流されて脱出する。川岸にたどり着いたミルコは、銃撃された車内で宣教師一家と遭遇。牧師ウォルターズは娘ゾーイをミルコに託して息絶え、ゾーイだけが生き残る。ミルコはゾーイを連れ、山道を進む。追手のテロリストは緑のトゥルーパーを発見し、足跡を追う。
ミルコは地雷を回避しながらゾーイに静かに従うよう指示し、敵と遭遇しても静かに倒す。森や小川を抜け、岩場で追手を巻く中、ゾーイは「帽子の男と顔に傷のある男が兄を殺した」と語る。
ミルコは司令部に航空支援を求めるが、朝6時まで待機を命じられる。ゾーイを岩場の穴に隠し、罠を仕掛けて時間を稼ぐ。ゾーイが話をせがむと、ミルコは勇気ある男アジズ・ラティリの話を始め、ゾーイは眠りに落ちる。
ミルコはヘリの墜落直前の記憶——宣教師一家救出の命令を受けた瞬間——で目を覚ます。突然現れた敵兵をナイフで倒すが、ゾーイは一家が殺された恐怖を思い出し動けなくなる。それでもミルコはゾーイを連れて進む。
見どころ
ラスト23分以降、ミルコとゾーイはテロリストに捕まり敵の基地で拘束される。しかし、ミルコは隙をついて脱出し、市街地戦闘術を駆使して敵を次々に倒す。この緊迫感あふれるアクションシーンは圧巻だ。感想
ネイビーシールズは過酷で日の当たらない任務を遂行するが、仲間や国、国民を守る強い信念が彼らを支えている。ミルコの不屈の精神とゾーイとの絆が描かれた本作は、勇気と犠牲の意味を深く考えさせる。
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