主人公は狙撃手のサム、主演はスコット・アドキンス、監督はニック・マッキンレス
スコット・アドキンス演じる凄腕スナイパー、サムの引退劇を軸にしたアクション・サスペンスである。任務で誤って無関係な女性を射殺したサムは、良心の呵責に苛まれ、相棒ケンの制止を振り切り辞めると宣言する。最後の仕事として高級ホテルの全面ガラス張りペントハウスに足を踏み入れるが、そこはまさに「狙われやすい」場所だった。
物語は序盤の心理描写から一転、突如として部屋に銃弾が降り注ぐ。カーテンを開けた瞬間の襲撃、偽装されたルームサービス、侵入者との近接戦闘、そして窓の向こうから放たれる冷徹な狙撃。舞台を一室に絞った閉鎖空間の緊張感は、観る者の息を詰まらせる。ラスト26分からの武装集団の侵入と応戦は、銃撃と格闘が交錯する本格的なクライマックスで、モナの「娘を助けて」という約束が、主人公にわずかな人間味を添える。
アドキンスの持ち味であるキレのある格闘は随所に見せ場を与えられているものの、全体として期待したほどの派手さはない。むしろ、家具の陰に身を隠しながらの射撃戦や、ガラス越しに互いを狙い合う静かな駆け引きが印象的だ。監督ニック・マッキンレスの演出は、無駄を削ぎ落とした簡潔さで、99分の尺を有効に使っている。
スコット・アドキンスのファンなら、彼の渋い表情と身体能力を楽しめる一作。アクションのボリュームを求める向きにはやや物足りないかもしれないが、シチュエーションの妙味を味わうには十分。良心に傷ついた男の、最後の闘いとして静かに胸に残る。
評価(5段階)
アクションの派手さ:★★☆☆☆
サスペンス・緊張感:★★★★☆
アドキンスの魅力:★★★★☆
総合:★★★☆☆
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