主人公はイスラエルスパイのアリ・ベン=シオン/ハンス・ホフマン、主演はジョナサン・リース=マイヤーズ
あらすじは、ドイツ/西ベルリン、表の顔は実業家のハンス・ホフマン、実はイスラエルスパイのアリ・ベン=シオン。シリアに極秘情報を流した諜報員ベンジャミン・エフードをイスラエルに連れ戻す任務につく。
しかし、アリはベンジャミン拘束に一緒に行動した同僚の諜報員を助けるためにベンジャミンを射殺してしまう。
1週間後、アリはモサドに出頭、上司に報告すると真実は闇の中だと言い、カウンセリングを受けろと言われる。カウンセラーは息子の死が影響があると言うが問題ないと答える。
シリア/ダマスカス、クサイル空軍基地。空軍大将はシリアの秘密警察ムハバラードの長菅サラージに電話しイスラエルのスパイを捕えた、捕虜交換だと言う。
アリは、エレサレムで新聞社の女性写真家キムを助け怪我の手当てをする。
ダマスカス、メッセ刑務所で秘密警察のサラージは、スパイにコードネーム/エンジェルの正体を明かせと言うが結局、殴り殺してしまう。
アリは、上司から、ドイツ人実業家のハンス・ホフマンとなり、シリアに入国、元ナチス将官のフランツ・ルディンに接触し家政婦のラヘル・ハティーブを仲介し、シリアの化学兵器計画の情報を流しているユダヤ人科学者のハジム・ハムラ医師一家の脱出の任務を命じられる。
アリ達は、ネゲブ砂漠にあるモサドの訓練所で綿密な計画を立てていく。
あくる日、アリは、シリアに入国し直ぐに絨毯の取引の話を進める。ホテルの入り口でキムと出会う。
翌日、ルディンの案内で街を見て回る。その夜、翌日の訪問を約束し、ホテルのバーに行くと、またキムと出会い、近くの店に飲みに行く。
あくる日、アリは絨毯の買い付けを行った後、ルディン尾家を訪れ、友人たちを紹介され最後にサラージ長官が現れる。帰り際、家政婦のラヘールにイスラエルへの家族共の逃亡を条件にハジム・ハムラ医師との連絡を依頼することに成功する。が、ホテルに戻ると突然ラヘールが訪ねてくるので、家族の脱出、連絡方法を伝え、ルディンの所に帰らせる。が、アリの知らないうちに、諜報員だと言う情報が洩れてしまう。
見どころは、ラスト25分過ぎから。当日朝、アリは計画通り進めようとする。キムはサラージ長官からアリの拘束を指示され部屋に行くと、アリは銃を向け知っていると言い盗聴を教え演技するように言う。
感想は、諜報活動は騙しあい、それに耐えられるのは鋼の精神だとと痛感した。
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