主人公はマイケル・”ミッキー”・ピアソン、主演はマシュー・マコノヒー、監督はガイ・リッチー
英国裏社会を舞台にした痛快な犯罪コメディである。主演のマシュー・マコノヒーが演じるアメリカ出身のマリファナ王ミッキー・ピアソンは、オックスフォードでの学生時代に始めた小さなビジネスを一代で巨大帝国に育て上げた男だ。だが、殺伐とした世界に疲れ、妻ロザリンドとの静かな余生を望み、事業を400万ポンドでアメリカ人富豪に売却しようとする。
そこに絡みつくのが、タブロイド編集長ビッグ・デイヴが雇った私立探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)。彼はミッキーの右腕レイモンドに自らまとめた「脚本」を突きつけ、巨額の金と映画共同制作を要求する。物語はフレッチャーの語りによって進み、過去と現在が交錯しながら、中国系ギャングの買収提案、アマチュア格闘集団トドラーズの強奪事件、貴族の娘ローラを巡る悲劇など、複雑に絡み合う陰謀が次々と明かされる。
ガイ・リッチーらしい軽妙な台詞回し、クラス意識を交えたブラックユーモア、テンポの良い編集が随所に光る。特にラスト24分からの展開は、観客をあざ笑うような鮮やかなドンデン返しで締めくくり、すべてが一つの「物語」として収束する快感がある。主役級の俳優陣――マコノヒーの渋い貫禄、チャーリー・ハナムの冷静沈着な右腕、ヒュー・グラントの意外な悪役ぶり、コリン・ファレルのコミカルなコーチ――それぞれが個性を発揮し、画面を華やかに彩っている。
ただ、時に過剰な下品さやステレオタイプが鼻につく場面もなくはない。それでも全体として、監督の持ち味を存分に味わえる娯楽作に仕上がっている。裏社会の「紳士」たちの駆け引きを、皮肉たっぷりに描き出した一編だ。評価:★★★★☆(5段階中4)
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