主人公は婦人補助空軍の士官モード・ギャレット、主演はクロエ・グレース・モレッツ、監督はシャラン・コッピセッティ
第二次世界大戦下のB-17爆撃機を舞台にした、異色のサスペンス・アクションである。婦人補助空軍の士官モード・ギャレット(クロエ・グレース・モレッツ)が、機密書類の鞄を抱えて乗機するところから物語は始まる。オール男性クルーのなかでただ一人の女性として、軽んじられ、狭い球形銃塔に押し込まれる。そこから、未知の怪物(グレムリン風の巨大コウモリ)の出現、日本軍機の襲撃、自身の正体をめぐる疑念、そして鞄の中身が赤ん坊であるという衝撃の事実が、次々と明らかになる。
前半は密室劇のような緊張感が持続し、クルーたちの性差別的な態度と、モードの孤立が静かに描かれる。後半になると、怪物との格闘、日本機とのドッグファイト、機内での乱戦と、アクションが一気に加速する。ラスト25分からの展開は特に目まぐるしく、理屈を越えた勢いと痛快さが炸裂する。クロエ・グレース・モレッツは、可愛らしさと美しさを保ちながら、母性と戦闘力を併せ持つ強い女性像を体現し、画面を独占する。
怪物、日本軍機、男性クルーという三重の敵を相手に、彼女が果敢に立ち向かう姿は、フェミニズムの主張を娯楽の形に昇華させたようだ。物理法則や現実性を度外視した大胆さは、B級映画の伝統を思わせるが、それが逆に清々しい。低予算を感じさせない演出の密度も高く、観客を飽きさせない。
全体として、突拍子もない設定を全力で楽しむ作品。クロエの魅力が最大限に発揮され、痛快なカタルシスを提供する一本である。
評価:★★★☆☆(3.5/5)
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