主人公は、東京第一銀行長原支店営業課相談グループ 課長代理の西木雅博。あらすじは、映画の始まりは演劇ベニスの商人、シャイロックの求めるアントニオの胸肉1ポンドの裁判から始まる。とある日、課長代理の西本は飲み友達の沢崎の相続相談を受ける。その頃、東京第一銀行長原支店では、今期の営業成績の目標達成に後10億円ほど足りないと営業、融資の各課に拍車がかかっていた。そこに江島エステートから10億円の融資の話が舞い込むことから、支店を揺るがす不正融資事件に巻き込まれていく。見どころは、ラスト30分からの逆転劇は、原作者の池井戸潤自ら映画のために脚本手がけたので見応えがある。主演の西木役の阿部サダヲの好演が光る。
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