主人公はスーパーの警備員のワルテル、主演はアメッド・シラ、監督はヴァランテ・スージャン
夜のスーパーを舞台にした痛快なリベンジ・アクションである。
主人公ワルテルは、巨漢ながら温厚で人当たりのよい警備員。妻との穏やかな日常を愛し、誰からも好かれる好人物として描かれる。ところが、ある夜、5人の若者による強盗団が店に侵入。隣接する宝石店を狙った彼らは、ワルテルを倉庫に閉じ込め、軽くあしらう。ところが、妻への侮辱めいた行為が引き金となり、ワルテルの内に秘められた怒りが一気に噴出する。
実は彼は、アフリカの戦場で“伝説”と恐れられた最強の元兵士だったのだ。ここから一転、スーパーは戦場と化す。冷蔵庫、陳列棚、冷凍食品コーナー……日常の商品が凶器となり、強盗たちは次々に追い詰められていく。ラスト26分を過ぎたあたりからの怒涛の展開は、まさに本作の真骨頂。妻が駆けつけるも、意外な裏切りが絡み、事態はさらに混沌とする。
よくある「実は最強だった」という設定ながら、アクションよりコメディの色が濃い。強盗団のおっちょこちょいぶり、下ネタを交えた軽妙なやりとり、誰も死なない(むしろ更生の余地すら感じさせる)爽快さが、フランス映画らしいユーモアを醸し出している。血生臭さは抑えられ、痛快さが前面に出る点で、ホーム・アローン的なおバカ強盗ものに近い味わいもある。
演出はテンポよく、舞台をスーパーに限定した閉塞感が緊張と笑いを両立させている。主演アメッド・シラのコミカルさと迫力の使い分けも見事だ。派手さはないが、観終えた後に心地よいカタルシスが残る一作。
総合評価:★★★★☆(5段階中4)
アクションとしての爽快感、コメディとしての軽快さ、予想外の展開の妙を考えると、娯楽映画として十分に合格点。もう少しアクションのキレが増せば満点も狙えたかもしれないが、このバランスが本作の魅力だ。
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