主人公はイアン、主演はカルロス・ショルツ、監督はダニエル・ベンマヨール
視覚的なイリュージョンを操る能力を持つ少年イアンを主人公にしたSFアクションである。
物語は、父親ビセンテと貧しい生活を送るイアンが、小さな詐欺まがいの日常から始まる。イアンの能力が公衆の面前で暴走したことから、二つの秘密組織に狙われ、拉致・脱走・追跡の連鎖が続く。イアンは自身の過去、両親の秘密、そして「パーシバー」と呼ばれる超能力者たちの暗闘に巻き込まれていく。ラスト25分ほどで覚醒する第3の力は、観客に強烈なインパクトを与える仕掛けだ。
作品の魅力は、まずその派手な視覚効果とアクションの切れ味にある。イリュージョンを駆使した戦闘シーンは、目まぐるしく展開し、スペイン映画らしいスタイリッシュな映像美が光る。『インセプション』や『マトリックス』などの影響を強く感じさせるが、独自の冷戦期スパイ設定を加味した世界観は新鮮だ。カルロス・ショルツの若々しい存在感も、物語の推進力となっている
。一方で、惜しい点も少なくない。超能力の種類が多岐にわたりすぎ、設定が散漫になりやすい。プロットのひねりは多いものの、説明不足や急展開が目立ち、感情移入しにくい部分がある。特に終盤、銃撃戦で敵を倒す展開は、せっかくの超能力テーマをやや安易に感じさせる。能力の覚醒という王道を歩みながら、もう一歩、内面的な深みや説得力が欲しかった。
総じて、気軽に楽しめる中規模SFスリラーとして合格点。派手さとひねりのバランスは取れているが、完成度では及第点にとどまる印象だ。
このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。
amazonプライムを無料で試してみる ConoHa AI Canvas
楽天市場
マイキッチン
【駐車違反警告ステッカー】の購入|オリジナル印刷・販促のWTP企画
FREE STYLE
医療美容特化ロロント

コメント