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ネットフリックス Rip/リップ 2026年公開 133分 ドラマ・ミステリー・クライム アメリカ ★★★★☆

主人公はマイアミ警察の警部補デーン・デュマース、主演はマット・デイモン 監督はジョー・カーナハン

マイアミの警察チームが2000万ドルの現金押収を巡って崩壊していく、緊迫したクライム・スリラーだ。

主演のマット・デイモンが演じる警部補デーン・デュマースは、冷静沈着ながら家族の重荷を抱え、ベン・アフレック演じる熱血漢JDとの長年の絆が試される。物語は女性警官の殺害から始まり、FBIの介入、仲間内の疑心暗鬼、そして隠し金の山積みへと急展開する。

前半は典型的な汚職捜査の匂いを漂わせながら、徐々に「金」という誘惑がチームの結束を切り裂いていく過程が描かれる。ジョー・カーナハン監督らしい、容赦ない緊張感と小刻みなツイストが効いている。特に屋根裏で札束が雪崩れ落ちる発見シーンは、観る者の息を呑ませる。

そしてラスト27分からの怒涛の銃撃戦。DEA、FBI、残党、そしてチーム内部の裏切りが交錯する四つ巴の混戦は、カーチェイスも交え、純粋なアクション映画としての快感を存分に発揮する。予想外の味方・敵の入れ替わりが続き、最後は意外に爽快なハッピーエンドで締めくくるあたり、痛快さも抜群だ。

最初は悪徳警官の堕落譚かと思いきや、実は「信頼とは何か」を問う群像劇へと変貌する。デイモンとアフレックの熟れたコンビネーションが、台詞の応酬に深みを加え、単なるB級アクションに留まらない味わいを生んでいる。

全体として、古き良きタフな刑事ドラマの血統を現代Netflixに蘇らせた佳作。派手な銃撃と人間臭い葛藤のバランスが心地よい。評価(5段階)

アクションの爽快さ:★★★★★

演技・人間ドラマ:★★★★☆

脚本の捻り:★★★★☆

総合:★★★★☆(4.5/5)

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