主人公はレントンと母のハンナ、主演はロビー・アメルとレイチェル・テイラー、監督はトニー・エリオット
タイムループというお馴染みの仕掛けを、低予算ながら巧みに回収した小粒ながらもピリリと辛いSFスリラーである。
物語は、未来のエネルギー枯渇した世界。エンジニアのレントン(ロビー・アメル)が開発した永久機関「ARQ」の試作品を巡り、元恋人ハンナ(レイチェル・テイラー)と武装集団との閉鎖空間での攻防が、死と再生を繰り返す。最初は主人公のみがループを記憶する古典的な構造から、次第に他者も記憶を保持し始め、信頼・裏切り・復讐の連鎖が複雑に絡み合う点が新鮮だ。
これまで『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ハッピー・デス・デイ』『パーム・スプリングス』など数多くのタイムループ作品を観てきたが、本作は「誰がループを覚えているか」という変数を加えることで、単なる試行錯誤劇から人間関係の惨劇へと質を変える。特にラスト25分以降、暴走するARQと全員の思惑が交錯する展開は、予想を裏切りながらも無理なく収束する手腕が見事。
低予算ゆえのワン・ロケーション設定が、かえって息苦しさと緊張感を高め、ロビー・アメルとレイチェル・テイラーの二人が感情の揺れを丁寧に演じ切っているのも好印象だ。脚本は時折説明不足を感じさせる箇所もあるが、88分という短さに無駄がなく、観終えた瞬間に「なるほど」と小さく頷かされる。
タイムループものに飽き気味の方にも、意外性と後味の悪さを求める方にも、十分おすすめできる一本。
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