主人公はマット・オークル二等兵、主演は ニコラス・ホルト、監督はフェルナンド・コインブラ
2003年のイラク戦争初期を舞台に、若き米兵マット・オークル二等兵(ニコラス・ホルト)の視点で描かれる戦争ドラマである。
物語は、学費を稼ぐために予備役として入隊したマットが、予想外の現実へと投げ込まれるところから始まる。バグダッド侵攻後、部隊はバクーバ近郊の村で損傷した水道ポンプの修復と住民への給水を命じられる。特殊部隊のサイバーソン大尉(ヘンリー・キャヴィル)らと合流し、地元民の協力を得ようとするが、反政府勢力の脅威から誰も手を挙げない。兵士たちは自力で作業を進めるも、給水中の襲撃で仲間を失い、苛烈な現実に直面する。
中盤以降、マットは学校長を通じて住民との接点を築き、技師のカディールらを巻き込んで修復を加速させる。ラスト30分近くの展開では、武器隠し場所の情報から急襲作戦へ移行するが、反撃の激しさは容赦ない。戦闘の緊張と喪失が交錯し、戦争の無常を刻む。
本作の魅力は、派手な戦闘描写に頼らず、日常的な給水任務を通じて占領下のイラク社会の複雑さと、兵士の無力感・成長を静かに追う点にある。ニコラス・ホルトの抑制された演技が、マットの内面的変化を説得力を持って伝える。ヘンリー・キャヴィルやローガン・マーシャル=グリーンらの脇役陣も、軍人のリアリティを支えている。
イラク戦争を扱った数多の作品の中では、決して革新的とは言えないが、主人公の目を通して見た「水」という日常の希少性と、それを取り巻く残酷な現実が、観る者に静かな衝撃を与える。戦争の意味を問うというより、そこで生きる個人の目撃証言として、誠実な一作だ。
総合評価:★★★☆☆(5段階中3.5)。任務の地道さと突然の暴力のコントラストが効いており、Netflixの戦争映画として十分に鑑賞に値する。
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