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ネットフリックス 三体 2024年公開 シーズン1第1話~第8話  ドラマ アメリカ ★★★★☆

壮大な宇宙スケールと人類の存亡を賭けた静かな絶望を描き切った力作である。

文化大革命の苛烈な記憶から始まる葉文潔の過去と、現代の科学者たちの現在が交錯する構成は、原作の重層性を損なわず、むしろ視覚的に洗練されている。中国版が汪淼の数字のカウントダウンと紅岸基地の二重構造で進んだのに対し、本作は英国を舞台に5人の科学者グループを軸に据え、彼らの友情・恋愛・喪失を丁寧に織り交ぜることで、観客の感情移入を深めている。原作の難解な物理学や三体文明の過酷さは、VRゲームの簡略化と智子の視覚効果で格段に理解しやすくなった。改変は大胆だが、原作者の承認を得た上での必然と感じられる。

特に印象深いのは、史強(ダーシー)の存在だ。ベネディクト・ウォンの渋みと人間味が、終盤の「虫けら」諭しシーンに説得力を与え、絶望の淵に一筋の粗野な希望を差し込む。キャスティングも秀逸で、主演陣は新鮮な顔ぶれ、脇を固めるベテラン俳優(リーアム・カニンガムら)が重厚さを添えている。

映像面では、審判の日号のナノワイヤー切断シーンや、智子の干渉による超常現象の描写が圧巻。科学の終焉と、それでも抗う人間の姿が、静謐かつ容赦なく迫る。

評価(5段階)・原作再現度:★★★☆☆(改変多めだが本質を捉えている)

・ドラマとしての完成度:★★★★☆

・視覚的インパクト:★★★★★

・総合:★★★★☆

書籍三部作を読み終えても消化不良だったスケールが、映像によって初めて「実感」として胸に落ちた。続編発表済みのシーズン2が待ち遠しい。

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