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ネットフリックス ロスト・イン・シャドー 2024年公開 143分 サスペンス・アクション インドネシア  

主人公は殺し屋の13、監督はティモ・ジャヤント

冒頭、日本・青木ヶ原樹海近くの雪深いヤクザ屋敷で繰り広げられる暗殺シーンが圧巻だ。黒装束の殺し屋が芸者姿で潜入し、ボスの首を一閃。続いて銃撃と剣戟が交錯し、部屋は血の海と化す。何十人もの手下を相手にしても隙を見せず、煙と闇を味方につける動きは見事。そこに現れるもう一人の殺し屋、ウンブラの冷徹な手際よさも加わり、鮮血の雪景色を背に去る姿は、静謐さと残酷さを同時に湛えている。

物語は主人公「13」(コードネーム)の少女殺し屋を中心に進む。任務中のミスで芸者を巻き添えにした罪悪感に苛まれ、PTSDに苦しむ日々。ジャカルタの集合住宅で出会った少年モンジの母の死をきっかけに、彼女は組織の掟を破って動き出す。売春組織の悪党どもを次々と屠り、悪徳警官や政治家の息子までも巻き込んだ復讐の連鎖。アクションはスプラッター調で容赦なく、剣、銃、素手による肢体切断や頭部破壊が容赦なく描かれる。ラスト25分からの組織との対決は特に壮絶で、銃撃戦、剣技、爆発が畳みかけるように展開し、観る者を圧倒する。

一方で、ドラマ部分は若干散漫。13の内面の葛藤やモンジとの絆は丁寧に描かれるものの、脇役たちの背景が薄く、全体の流れがやや冗長に感じる箇所もある。それでも、アクションの密度と創造的な殺陣がそれを補って余りある。監督の前作『ザ・ナイト・カムズ・フォー・アス』を思わせる過激さを持ちつつ、女性殺し屋の視点が新鮮だ。

総じて、アクション映画好きにはたまらない一本。血みどろの快楽と、ほのかな人間味が交錯する。続編を予感させる終わり方も悪くない。

評価は★★★★☆(4/5)。

アクションの完成度が高く、娯楽として申し分ないが、物語の深みで一歩及ばず。次回作への期待が高まる作品である。

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