主人公はアート、主演はジェイミー・フォックス、監督はアリエル・シュルマン
5分間だけ超人的能力を与える謎の薬「パワー」をめぐるアクション・スリラーである。ニューオーリンズの街を舞台に、元特殊部隊の少佐(ジェイミー・フォックス)、地元警官フランク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、そして薬の売人である少女ロビン(ドミニク・フィッシュバック)の三者が、娘を救うため、薬の供給源を追う。
物語は一見、典型的なスーパーヒーロー対犯罪組織の構図に見えるが、実際には普通の人間たちが、限られた時間しか持たない「力」を頼りに、家族や正義のために立ち向かう姿が描かれる。薬の効果がランダムで予測不能な点が、戦いに緊張感と意外性を与え、単純な善悪の対立を超えた面白さを生んでいる。特に、能力の発現が個人の身体や精神に及ぼす影響は、視覚的にも鮮やかで、アクションのアクセントとなっている。
中盤までの展開は、やや散漫に感じられる部分もあるが、ラスト25分以降の巨大タンカーでの攻防は、息もつかせぬ緊迫感に満ち、観る者の胸を打つ。少佐の不屈の闘志、フランクの葛藤、ロビンの成長が交錯し、三者の絆が静かに、しかし確実に描かれる点が心に残る。
全体として、派手な特殊効果に頼りつつも、人間ドラマを軸に据えたバランスの取れた作品だ。脚本は深みをもう少し掘り下げてもよかったかもしれないが、娯楽としての完成度は高い。主演陣の演技、特にジェイミー・フォックスとドミニク・フィッシュバックの存在感が光る。Netflixらしい手軽さと勢いが心地よい一本である。
評価:★★★☆☆(5段階中3.5)
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