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ネットフリックス ナイブズ・アウト:グラス・オニオン 2022年公開 139分 ミステリー アメリカ  

主人公は名探偵ブノワ・ブラン、主演はダニエル・グレイグ、監督はライアン・ジョンソン

物語は、2020年のパンデミック下を背景に、大富豪マイルズが主催する豪奢なパーティーへと移る。招待客たちはそれぞれ、からくり箱の謎を解いて招待状を手に入れた面々だ。そこに招かれていないはずのブランが現れ、ゲームは一気に脱線する。富豪の友人たち――インフルエンサー、科学者、政治家ら――は、マイルズに寄生するような関係性で結ばれている。彼らの過去が、次第に剥き出しになる。

中盤で起きた殺人、そして停電の闇。そこから本当の事件が明らかになる。実は、招待状をブランに届けたのは、被害者の双子の妹ヘレンだった。姉アンディの死は自殺と偽装された殺人であり、マイルズの事業を巡る裏切りが絡んでいた。ヘレンは姉に成り代わり、真実を探る。ラストの20分余りは、すべてが収束する見事な展開だ。ブランがヘレンにグラスを渡す一瞬の暗示から、彼女が自らの手で決着をつけるさまは、痛快でありながら、どこか哀切を帯びている。

前作『ナイブズ・アウト』の延長線上にあるが、より大胆に構造を弄び、現代の富と権力、ソーシャルメディアの欺瞞を風刺している。伏線は巧みに散りばめられ、初見では気づきにくい細部が、後半で鮮やかに繋がる。演技陣も揃って冴え渡り、特にクレイグのブランは、飄々とした知性とユーモアで、観る者を引き込む。

ただ、込み入った構成ゆえに、途中で息切れを感じる向きもあるかもしれない。それでも、謎解きの快感と、ラストの爽快感は格別だ。娯楽として上質な、現代のミステリー映画の好例といえよう。

総合評価:★★★★☆(5段階中4)

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