主人公はトム・”レッドフライ”・デイヴィスとサンティアゴ・ガルシア、主演はベン・アフレックとオスカー・アイザック、監督はJ・C・チャンダー
Netflixオリジナル映画として静かに公開されたこの作品は、元特殊部隊員たちが麻薬王の隠し財産を狙う、古典的な強盗計画の物語である。ベン・アフレックが演じるリーダー格のトム・”レッドフライ”・デイヴィスと、オスカー・アイザック演じるポープことサンティアゴ・ガルシアを中心に、かつての戦友たちが再結集する。コロンビアのジャングル奥深くに築かれた要塞のような屋敷を舞台に、緻密な作戦が展開されるが、やがて金への執着と人間の弱さが露わになる。
前半は、計画の立案から実行までの緊張感が小気味よく描かれ、アクションシーンも無駄がない。侵入、制圧、脱出という流れは、手堅くまとめられている。特に、ヘリコプターを使った大金運びの場面は、視覚的に印象深い。後半、ラスト25分を過ぎてからの山場――不時着後の追跡劇――が本作の真価を発揮する。疲弊した男たちが、谷底に金を捨てざるを得なくなり、銃撃戦を繰り広げながら逃げるさまは、貪欲さと絶望が交錯する緊迫したドラマだ。トムの最期は、静かながらも胸に残る。
ストーリー自体は極めて単純明快。麻薬王から大金を奪う、という一本筋の話に過ぎない。それゆえに、演出の巧みさと俳優たちの抑制された演技が際立つ。チャンダー監督は、派手さを抑えつつ、男たちの内面の揺らぎを丁寧に捉えている。アクションは派手だが、無意味な過剰さはない。
全体として、娯楽性とリアリズムのバランスが取れた佳作と言えよう。Netflixの長尺ドラマに慣れた目には、映画らしい密度の高さが心地よい。惜しむらくは、キャラクターの背景がもう少し掘り下げられていれば、さらに深みが増したかもしれない。
評価:★★★★☆(5段階中4.5)
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