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ネットフリックス セキュリティ・チェック 2024年公開 119分 ドラマ ★★★★☆

主人公は運輸保安局員のイーサン・コベック、主演はタロン・エガートン

物語は、ごく平凡な男が、ある日突然、巨大な陰謀の渦中に放り込まれるという、サスペンスの王道を行く設定だ。空港のX線検査係という、一見すると単調な職務に従事するイーサン。その日常は、謎の男からの脅迫によって一変する。彼の愛する女性の命を盾に取られ、指示に従わざるを得ない状況に追い込まれていく様は、観る者の心臓を鷲掴みにする。

作品の魅力は、何といってもその息詰まるような展開にある。次から次へと起こる予期せぬ出来事。空港という、多くの人々が行き交う開かれた空間が、皮肉にも閉鎖的で逃げ場のない密室と化す。極限状態の中で、イーサンが苦渋の選択を迫られ、時には非情な決断を下していくプロセスは、観客に深い共感を呼び起こす。

共演の女性刑事エレーナの存在も光る。彼女が事件の真相に迫っていくパートは、イーサンの個人的な闘いとは異なる視点で物語を推進させ、サスペンスに奥行きを与えている。

特筆すべきは、やはり後半25分過ぎからの怒涛の展開だろう。化学兵器の脅威が明らかになり、タイムリミットが迫る中、イーサンは離陸寸前の飛行機の貨物室へ。このクライマックスは、手に汗握るスペクタクルであり、映画的な興奮に満ちている。

主演のタロン・エガートンは、平凡な男がヒーローへと変貌していく過程を、繊細かつ力強く演じきっている。どこか頼りなげだったイーサンが、愛する者を守るために見せる決意の表情は印象的だ。

欲を言えば、劇中、主人公の名前がイーサン(『ミッション:インポッシブル』の主人公と同名)であることに、思わず「くすっ」とさせられたりもしたが、それはご愛嬌。全体としては、最後まで緊張感が途切れることなく、大いに楽しませてもらった一級のエンターテイメント作品である。日常の裏側に潜む悪意と、それに抗う個人の姿を描いた本作。一見の価値は十分にある。

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