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ネットフリックス エレクトリック・ステイト 2025年公開 128分 アドベンチャー・SF アメリカ ★★★☆☆

主人公は少女ミシェル、主演はミリー・ボビー・ブラウン、監督はアンソニー・ルッソ

物語は、1990年代のもう一つのアメリカを舞台とする。かつて自律型ロボットたちが人類に反旗を翻し、自由を求めたものの、センター社のイーサン・ホーク演じるイーサン・スケイトが開発したニューロキャスターにより、人間の意識をドローンに移す技術で敗北。ロボットたちは広大な隔離地帯「エレクトリック・ステイトEX」に追放された世界だ。

1994年、交通事故で家族を失った少女ミシェルは、養父のもとで暮らす中、弟クリストファーの面影を宿したロボット・コスモと出会う。弟がまだ生きていると知り、二人は旅に出る。道中で怪しげな密輸業者キーツ(クリス・プラット)とその相棒ロボット・ハーマンに出会い、行動を共にする。やがて、弟の失踪に絡む邪悪な組織の存在が明らかになる。

見どころは、ラスト29分過ぎからの展開。ミシェルがニューロキャスターを通じて弟と再会するが、そこからセンター社の技術の暗い秘密が次々と暴かれ、物語はクライマックスへ。人間の意識と機械の境界を問うテーマが、視覚効果満載のアクションとともに鮮やかに描かれる。

全体として、AIと人間の対立という定番モチーフを基調に、リアルで激しい戦闘シーンが楽しめる。ロボットたちのディズニー風のおもちゃめいたデザインが、深刻なテーマにユーモアを添え、思わず笑ってしまう点も魅力だ。家族の絆を探るロードムービー要素も加わり、シリーズ化の可能性を感じさせる。

ただ、脚本の深掘りがやや浅く、既視感のあるプロットが惜しい。予算を活かした世界観構築は見事だが、もっと独自のひねりが欲しかった。気軽なエンターテイメントとしておすすめできる一本。

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