主人公は赤血球AE3803と白血球U-1146、主演は永野芽衣と佐藤健、監督は武内英樹
清水茜の人気漫画を実写化した意欲作である。赤血球AE3803を永野芽郁、白血球U-1146を佐藤健が演じ、細胞たちの日常を擬人化して描く。
人間の体内には37兆個もの細胞が息づき、酸素運搬から外敵排除まで、健康と命を支えている。物語は、健康的な高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)の体内と、不摂生な父親・茂(阿部サダヲ)の体内を並行して進める。日胡の体内は明るく秩序ある草原のような世界。一方、茂の体内はブラック企業さながらの荒廃した風景で、ラーメン、酒、タバコの影響が如実に現れる。動脈硬化の危機を予感させる描写は、観る者の生活習慣を振り返らせる鋭さを持つ。
細胞たちの奮闘はコミカルに描かれつつ、後半へ向かうにつれ深刻さを増す。病原体の侵入、細胞たちの過酷な労働、そして人間側の親子の絆が交錯し、単なる擬人化コメディを超えたドラマに昇華する。特に、肝細胞(深田恭子)のクラブシーンは秀逸。先輩赤血球(加藤諒)のぶっきらぼうな態度と新米赤血球(板垣李光人)の戸惑いが、ブラックな体内環境の疲弊を象徴的に笑いに変えている。
当初は父親側の不摂生がもたらす病気の話かと思いきや、実は健康な娘の体内で起きる出来事が親子の情愛を浮き彫りにする展開は予想外で、胸を打つ。アクション、コメディ、ドラマのバランスが良く、体内世界のスケール感も実写ならではの迫力がある。教育的な側面も強く、子供から大人まで体への感謝を呼び起こす。
期待を上回る出来栄えで、笑いと涙が自然に訪れる。健康とは何か、命の仕組みをエンターテインメントとして体感できる稀有な一作だ。
(評価:★★★★☆ 5段階中4.5。エンタメ性とメッセージ性の高さで満点に近いが、原作ファンには人間パートの追加がやや大胆に映るかもしれない)
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