主人公はエヴァ・ナイン、総監督・統括責任者はボブス・ガナウェイ、監督はアンドリュー・L・シュミット
原作の児童文学を基に、ポストアポカリプス的な未来の地球「オルボナ」を舞台とした冒険譚を丁寧に描き出した佳作です。全3シーズンで完結し、2024年にシーズン1、2025年にシーズン2と最終章のシーズン3が公開されました。
物語の中心にいるのは、地下シェルターでロボットのマザーに育てられた少女、エヴァ・ナイン。16歳の誕生日に施設が襲撃され、地上へ逃れた彼女は、想像を絶する異形の生物たちが跋扈する世界に放り出されます。持っていたのは「WondLa」と記された古い紙片だけ。サバイバル訓練で身につけた技術を頼りに、彼女は巨大な水生生物オットや青い異星人ロヴェンダーら仲間と出会いながら、「自分は最後の人間なのか」という問いを追い続けます。家族とは何か、居場所とは何か――そんな根源的なテーマが、未知の風景を次々と発見するワクワクする展開とともに紡がれていきます。
シーズン1では、この旅立ちの喜びと驚きが鮮やかに描かれ、エヴァの成長がまっすぐに胸を打ちます。シーズン2で人間の残存文明「ニュー・アッティカ」が登場し、カドマス・プライドという野心家の影が濃くなるにつれ、単なる冒険譚から人間と他種族の共存という深い問いへと移行。シーズン3では全面戦争の危機の中、エヴァが「森の心臓」を巡る奔走を経て、二項対立を超えた真理――「彼らはいない、いるのは私たちだけ」という境地に辿り着きます。多くの犠牲と絆が交錯する中、調和への決断で締めくくられる結末は、静かな感動を残します。
全体を通して、視覚的な魅力が際立ちます。色彩豊かなオルボナの風景、細部まで描き込まれた異生物のデザインは、子どもから大人まで目を奪われます。声優陣の自然な演技も、キャラクターに温かみを加えています。ストーリー自体は王道の英雄譚ですが、環境や他者との関係性をめぐる問いかけがさりげなく織り込まれ、決して安易に終わらない点が好感が持てます。ワクワクが止まらない冒険の連続と、仲間との絆の深まりが何よりの魅力で、見終えたあと心に爽やかな余韻が広がります。
評価は5段階で、★4.5。
子ども向けの枠を超えた、静かな深みを持つ優れたファンタジーアニメです。家族で、あるいは一人で、じっくり味わっていただきたい一作です。
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